急症は「急に起きる症状のこと」。
何らかの症状が急に発生するという場面で使います。
あまり多くはないですが、そういうケースはたまに見られます。
急病は「急に病気になること」。
急に病気が発症するという意味でも使うことができます。
それなりにメジャーな言い方であり、急症と比べても知名度は高くなっていると評価できます。
「急症」の意味
急症とは、急に起きる症状のことです。
前触れがないような状況において、何らかの症状が発生するときにこういった言葉を使っていきます。
使うことができるシーンはちゃんとあるものの、マイナーな言い方になるので、知っている人は少ないでしょう。
親しみを感じづらい部分があるので、そこは大きなポイントになってくると言えます。
「急病」の意味
急病とは、急に病気になることです。
何らかの病気になるときに使う言葉ですが、いきなりというケースで使用します。
意味としては急症とあまり変わりません。
同じような状況で使うことができますし、そこはしっかりと頭に入れておいてほしいです。
こちらの方が基本的には有名な言い方になるのではないかと思われる状況でしょう。
「急症」と「急病」の用法や用例
「急症に関しては、本当に突発的であると言える。
いきなり何らかの症状が出てくるわけで、事前に予想しづらいし、対処するのも大変であると言える。」
「急病という状況はそんなに頻繁にはないけど、たまにはあり得ると言えるだろう。
したがって、家に何らかの薬を常備しておくといいだろうし、そこはきちんと覚えておこう。」
急症と急病は知名度で区別が可能
急症と急病については、意味はそこそこ似ていると言えます。
したがって、そのような点では差を感じづらい部分があるでしょう。
同じ場面で使用できるので、そこは覚えておいてほしいです。
しかし、急病はそこそこ聞かれる言い方になりますけど、急症はたいていの人は知りません。
つまり、両者は知名度に関して差があるのです。