「刎頸の友」と「莫逆の友」の違い・意味と使い方・由来や例文

刎頸の友は「首をはねられても後悔しないと言えるほどに厚い友情のこと」。

それだけ友情が厚いと言えるケースで使う言葉になります。

ややマイナーな表現でしょう。

莫逆の友は「気持ちが打ち解けている友人のこと」。

刎頸の友に意味は近くなっています。

ただ、莫逆の友の方が、意味的には日常的に使用しやすいと言える可能性が高いです。

「刎頸の友」の意味

刎頸の友とは、首をはねられても後悔しないと言えるほどに厚い友情のことです。

それだけ厚い友情に対して使っていく言葉になります。

使うことができるシーンはちゃんとあるでしょう。

しかし、マイナーな表現であるため、知っている人は少なく、どうしても馴染みを感じづらい状況となっています。

自分でもまず使わない表現になります。

莫逆の友とは、気持ちが打ち解けている友人のことです。

そういった特別な友人に対して使っていきます。

刎頸の友に意味はやや似ていると言えるものの、完全に同じとは言えないかもしれません。

しかし、同じようなシーンで使っていくことができるはずです。

また、知名度的にも似ており、こちらもマイナーな表現となっている状況です。

「刎頸の友という言葉はそう簡単には使えないだろう。

よほど厚い友情が存在しているケースでしか使用できないものだから、滅多に見聞きしないと言えるはずだ。」

「莫逆の友に関しては、そういう人がいると言える人はそれなりに多いのではないか。

少数であったとしても、一応存在しているケースは珍しくないかもしれない。」

刎頸の友と莫逆の友に関しては、意味は似ていると言えます。

ただ、完全に同じ意味ではないでしょう。

細かい部分で差があると言える可能性は考えられます。

そして、これらの言い方は知名度は低いです。

多くの人たちは聞いたことがない状況ではないかと思われます。

だから、自分で使用するケースについては考えづらいと評価できます。