格安は「品質の割に安いと言える価格のこと」。
品質が良いのに、安いと感じる価格で購入できるようなケースで使う言葉と言えます。
激安は「漠然と価格がとんでもなく安いこと」。
激安に関してはかなり漠然とした意味となっており、いろいろなケースで使えます。
したがって、格安と言えるケースを含むという考え方ができるでしょう。
「格安」の意味
格安とは、品質の割に安いと言える価格のことです。
品質の割にという条件が必要なので、品質があまりよくないと感じるものに関しては、そもそも格安は使いづらいと言えます。
格安という言葉は単に安いモノに対して使える言葉ではないので、そこに関しては頭に入れておく必要があるでしょう。
場面を選ばないといけないのです。
「激安」の意味
激安とは、漠然と価格がとんでもなく安いことです。
細かい条件などは特になく、とにかくかなり安いと感じるモノに関して激安という言葉を使用できます。
かなり幅広くいろいろな機会で使われるので、激安に関しては日常生活の中で多く見聞きする可能性があります。
品質などを考慮しないで良い点というのが特徴的と言えるでしょう。
「格安」と「激安」の用法や用例
「この前購入したパソコンなんだが、かなり格安だったと思う。
実際に使ってみるとかなり便利で、品質は相当高いレベルだと思うのだが、その割には値段が安かったからね。」
「このお菓子はすごい激安だから、大量に買ってきてしまった。
ここまで安く買えるものってあまり見ないから、売り切れる前にできるだけ多く買い溜めしておこうと思ってね。」
激安の中に格安が含まれている
格安と激安はどちらも値段が安いことを意味していますが、格安は品質の割にという条件が必要なので、使える場面は限られます。
しかし、激安はとにかく値段が安ければいいので、いろいろな機会で使用できるでしょう。
そして、激安の中に格安が含まれている状況と評価できます。
安ければなんでもいい激安に関しては、格安という概念も含んでいる状況なのです。
