九死一生は「ほぼ死にかけていたのに、危ういところで奇跡的に助かること」。

誰もが死んだと思っていた中で、奇跡的に助かると言えるシーンで使っていくのです。

万死一生は「ほとんど助かるとは思えないほどの危険な状態において、奇跡的に助かること」。

したがって、九死一生と意味はほぼ変わらないです。

でも、こちらの方がややマイナーな言い方であると評価できます。

「九死一生」の意味

九死一生とは、ほぼ死にかけていたのに、危ういところで奇跡的に助かることです。

普通に考えたら死ぬ状況なのに、なぜか助かってしまったと言える、非常に恵まれたケースで使っていく言葉です。

九死に一生という言い方も有名ですけど、こういう表現の仕方もあるので、こちらに関しても覚えておくといいのではないかと思われます。

実際に使う機会はまずないですが。

「万死一生」の意味

万死一生とは、ほとんど助かるとは思えないほどの危険な状態において、奇跡的に助かることです。

誰もが死ぬと思ったようなシーンにおいて、助かるような状況が確認されたときに使います。

そのため、九死一生と意味の違いはほぼないと言えるでしょう。

でも、九死一生ほどの知名度はないので、こちらに関してはそんなに頻繁に見聞きすることはないと思われます。

「九死一生」と「万死一生」の用法や用例

「九死一生を体感するようなケースはまずない。

ただ、仮にそんな状況があったときには、本人にとっては相当トラウマになるだろうな。

生きている限り、その出来事をたびたび思い出すことになるわけだ。」

「万死一生と言えるようなケースはたまにニュースで聞かれる。

したがって、そういう奇跡的な出来事はたまに起きるんだよな。

でも、本来はそういう事態が発生をするのを食い止めないといけないんだが。」

九死一生と万死一生はほぼ同じ意味と言える

九死一生と万死一生に関しては、意味としてはほぼ違いはありません。

どちらも助かるとは思えない状況の中で命が助かったと言えるケースで使っていきますから。

同じような場面において使用していく言葉と言えるでしょう。

これらの言葉は意味の違いはほぼないですけど、一般的には九死一生の方が有名であるため、こちらの方が高い頻度で使われます。

おすすめの記事