見尽くすは「十分に見ること、残らず見ること」。
このような言葉は使えるシーンは結構あるものの、マイナーな表現であると言えるので、そこは覚えておいてほしいです。
見終わるは「最後までちゃんと見ること」。
見尽くすの意味に近い部分があると言えます。
でも、見終わるの方が多く使われている状況でしょうし、使用頻度で区別ができます。
「見尽くす」の意味
見尽くすとは、十分に見ること、残らず見ることです。
意味としては理解しやすいのではないかと思われます。
しかし、この言葉はそんなにメジャーではありません。
知っている人はいるものの、そこまで多くはないと評価できるでしょう。
自身で使用する可能性は低いですし、他人が使っている状況を見聞きするケースも少ないと思われます。
「見終わる」の意味
見終わるとは、最後までちゃんと見ることです。
最後までちゃんと見る状況なので、多くの場面で使っていくことができるでしょう。
また、意味としては見尽くすに結構近いと言えるはずです。
意味では区別しづらい状況があるのではないかと思われます。
ただ、知名度的にはこちらの方が高いです。
ここはそれなりに区別しやすい部分になります。
「見尽くす」と「見終わる」の用法や用例
「この展覧会は見るべき作品がかなり多くあるものの、十分に見尽くすことができたと思う。
かなり時間をかけて、いろいろなものを見ることができたはずだ。」
「ゲームをクリアしたときに、スタッフロールの部分をちゃんと見終わるまで流している人もいれば、スキップする人もいる。
そこは人によって異なる部分になるだろう。」
見尽くすと見終わるは意味は結構近い
見尽くすと見終わるに関しては、意味としては結構似ているはずです。
そんなに大きな意味の差はありませんから、そこでは区別はできません。
しかし、両者は知名度的には大きな差があります。
見終わるは結構メジャーな言葉になりますが、見尽くすに関してはややマイナーな表現になります。
ここは区別しやすい箇所になるでしょう。