「靴」は、その中に足を入れて歩行するのに用いる道具です。

英語では「a pair of shoes」「footwear」「footgear」で表されます。

「彼はかかとのすり減った靴を履いていた」は「He was down at the heal. 」です。

「ひも付き靴をはいていた」は「He was wearing shoes with laces. 」です。

「シューズ」は、靴のことです。

英語では「shoes」で表されます。

「私の靴はきついので指が痛い」は「My shoes are so tight that they pinch my toes. 」です。

「彼女は新しい靴を履いていた」は「She had new shoes on. 」です。

「靴」の意味

「靴」は、その中に足を入れて歩行するのに用いる道具です。

古くは革・木・糸・麻・錦・藁などで作りました。

束帯・衣冠などの時には麻靴・靴(かのくつ)・半靴(ほうか)深沓などを用いました。

万葉集(14)に「刈株(かりばね)に足踏ましなむ靴はけ我が背」とあります。

以下のように使います。

靴を履く 靴を脱ぐ 靴音 隔靴掻痒

☆隔靴掻痒
「隔靴掻痒」は「靴を隔て痒きを掻く」という漢文です。

「履いている靴の外部から足の痒いところを掻く」という意味です。

これから「思うようにならず、もどかしいさま」を表します。

「シューズ」の意味

「シューズ」は、靴のことです。

短靴です。

数える時は「足・そく」を使います。

以下のように使います。

バレエシューズ バスケットシューズ シューズケース ジョギングシューズ

☆shoe
原義は「上張りされた」→「カバーする」→「靴」に変化しました。

名詞の意味は「靴」「蹄鉄」「輪止め」「杖などの石突き」「変速装置」です。

「子供たちはすぐ大きくなって靴が履けなくなる」は「Children grow out of shoes very quickly. 」です。

関連語

「短靴」は、くるぶしまでの浅い靴です。

「長靴」は、革・ゴムなどで作った膝のあたりまで入る深い靴です。

ゴム製のものは「ゴム長」ともいいます。

「雨靴」は、雨などを防ぐためにビニールやゴムなどで作った靴です。

「レインシューズ」と同じ意味です。

「編み上げ靴」は、足の甲の部分の穴をひもで編み上げて履く深い靴です
「ブーツ」は、くるぶしより上まである深い靴です。

「軍靴」は、軍人の履く頑丈な靴です。

「スパイク」は「スパイクシューズ」の略です。

底に滑り止めの金具を打ち付けた運動靴です。

「パンプス」は、ひもや留め具がなく、履き口の浅い婦人靴です。

「ハイヒール」は、女性の履くかかとの高い靴です。

「ローヒール」は、かかとの低い婦人用の靴です。

「靴」は その中に足を入れて歩行するのに用いる道具、「シューズ」は 靴のことです。

「靴」「シューズ」は、類語です。

「短靴」「長靴」「雨靴」「編み上げ靴」「ブーツ」「軍靴」「スパイク」「パンプス」「ハイヒール」「ローヒール」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「皮革・布・ゴム・合成皮革製などの履物で、足全体を覆うように作ったもの」です。

「靴」は、一般的に広く用いられる言葉です。

「シューズ」は、多くの場合、複合して用いられます。

単独で用いられることはあまりありません。

おすすめの記事