性・ショウは「性の呉音のこと」。
「性分」と言い換えると分かりやすい。
性・セイは「性の漢音のこと」。
「性別」と言い換えると分かりやすい。
呉音の「ショウ」は性質などのことで「相性(あいしょう)、気性(きしょう)、性根(しょうね)」などと使います。
漢音の「性」は生殖の意味と傾向を表す耐性など「~性」と使います。
「性・ショウ」は呉音
「性・ショウ」呉音の発音で性質・気質などに使われています。
「相性(あいしょう)が抜群に良い、気性(きしょう)が激しい、性根(しょうね)を叩き直す、性悪(しょうわる)な女、けち臭い性分(しょうぶん)、女性(にょしょう)、根性(こんじょう)がある」などと使います。
「性」の成り立ちは「心+生まれつき」と言うことで、「生まれながらのもの」と言う意味になります。
「性・セイ」は漢音
「性・セイ」は漢音で、性に関する様々な言葉があります。
「男性的、女性的、中性的、性欲、性格判断、異性、母性本能、父性、両性類、理性と感性、性能試験、毒性調査、知性の塊、属性判断、適性診断、慢性急性、陽性陰性擬陽性、酸性アルカリ性、磁性を帯びる、仮性真性、慣性の法則、あやしい素性」など多くの用例があります。
「性」の訓読みとは
「性」の訓読みは「さが、たち」になります。
「さが」は持って生まれた性格、宿命などと言われます。
性格や性質は人生で中々是正することは難しく、生涯変わることが無いものになります。
宿命は生まれながらに決まっていた運命のようなもので、あまり良い意味では使いません。
「たち」は性格のようなもので、悪い意味で使われます。
「たちが悪い奴だ」など。
「性・ショウ」と「性・セイ」とは
「性・ショウ」は呉音の発音で、性格や気質などを表す言葉似多く使われています。
「気性、相性、性根、性分、根性、性悪」などの言葉があります。
「性・セイ」は漢音で多くの言葉があります。
「男性、女性、中性、性欲、性格、異性、母性、両性、理性と感性、性能、毒性、知性、属性、適性、慢性急性、陽性陰性擬陽性、酸性アルカリ性、磁性、仮性真性、慣性」などがあります。