感知器は「火災や煙、ガス、熱などを感知するセンサーのこと」。
「センサー」と言い換えると分かりやすい。
検出器は「感知するものの有無や量を測定するもののこと」。
「感知測定器」と言い換えると分かりやすい。
「感知器=センサー」は人間の五感に変わるセンサー素子により、感知対象物の有無を知るものです。
「検出器」は対象物の感知と検出量を測定できるものになります。
「感知器」は煙やガス、熱などを感じること
「感知器」はセンサーと言い、火災の煙感知、ガス感知、熱感知、有毒ガス感知、光感知など人間の五感に変わるものになります。
自動車や家電製品、火災報知器、防犯機器、タッチパネル、顔認識、産業ロボットなど広範囲の分野に応用されているものです。
「感知器=センサー」には、光電管、レーザ、超音波、ファイバセンサーなど多くの種類があります。
「検出器」は対象物の有無や量が分かるもの
「検出器」は「感知器=センサー」と同じ様に対象物の感知が出来、更にその量が測定できるものです。
ガスクロマトグラフィーが良い例で、検出したいものをあらかじめセットしておけば検出対象物の量がグラフで分かります。
放射能検知のガイガー=ミュラー管式測定器、空間線量計などもあり、ガス検知器、電気検知のテスターなど多くの「検出器」があります。
「感知器」も「検出器」もセンサー
「検知器」も「検出器」もセンサーの範疇に入ります。
「検出器」は温度や圧力、速度、電気量などの物理的な量が測定できるものでセンサーになります。
「感知器」では量は分かりませんが、対象物の有無が分かるものです。
ですから、火災報知器や防犯機器、ガス感知、人感照明など対象物を感知すれば用が足りると言うものなので、その意味でセンサーと言えます。
「感知器」と「検出器」とは
「感知器」や「検出器」はセンサーと言い、人の五感に対応したセンサー素子により、対象物の有無や物理的な量を測定できるものです。
煙やガス、電気、熱、放射能、光、異物などを感知することができ、「検出器」はその量を測定することができるものです。
火災報知器や防犯機器、ガス感知、人感照明などの「感知器」や放射能検知のガイガー=ミュラー管式測定器、空間線量計などの外、ガス検知器、電気検知のテスターなど様々な「検出器」があります。