巻頭は「書物や雑誌における最初の部分のこと」。
漫画雑誌などでは巻頭カラーといった表現が使われることもあり、それなりにメジャーな言い方になると言えます。
冒頭は「文章などにおける初めの部分のこと」。
たいていは文章において使うことが多いですが、映像作品などでも使うことがあります。
巻頭の意味にそこそこ似ていると言えます。
「巻頭」の意味
巻頭とは、書物や雑誌における最初の部分のことです。
漫画雑誌においては、こういう表現はよく使われています。
巻頭カラーといった感じで、特定の作品の最初の数ページがカラーで表現されている状況は実際にあります。
だから、日常的にそこそこ見られる言葉になるので、十分に馴染みを感じやすい点があるという部分は知っておきましょう。
「冒頭」の意味
冒頭とは、文章などにおける初めの部分のことです。
文章の始めの部分という意味になるため、巻頭の意味にやや似ていると言えるのではないかと思われます。
したがって、意味では区別しづらい部分があるはずです。
でも、使用頻度は冒頭の方が高いです。
冒頭の場合には、文章において使うことが多いですが、映像作品などでも使われます。
「巻頭」と「冒頭」の用法や用例
「今回の雑誌は話題の作品が巻頭カラーで載っている。
したがって、かなり注目と言える状況であり、絶対に買わないといけないと思えてくるんだよな。」
「映画などにおいては、冒頭シーンが最大の伏線であり、クライマックスにはその伏線が回収されるようなこともある。
そういうパターンは結構多く見られるんじゃないかと思うんだ。」
巻頭と冒頭は意味はそこそこ近い
巻頭と冒頭は意味はそこそこ似ていると言えます。
完全に同じ意味ではないかもしれませんが、区別はしづらい状況であると言えるでしょう。
でも、知名度は冒頭の方が高いので、そこは頭に入れておく必要があります。
巻頭が使われるシーンはやや限定的であると言えるため、そこについては特に理解しておかないといけないポイントです。