鑑識眼は「物事における性質や真贋などに関して、見分けることができる能力のこと」。
こういう能力は実際にあるものの、言葉の知名度はあまり高くないので、そこは知っておきましょう。
審美眼は「美に関して見分けることができる力のこと」。
鑑識眼の意味に似ている部分はありますけど、こちらは美に対して使うので、そこはポイントです。
「鑑識眼」の意味
鑑識眼とは、物事における性質や真贋などに関して、見分けることができる能力のことです。
つまり、性質のみならず、本物と偽物などを区別できるようなシーンでも使うことができる言葉です。
実際に使える場面はそこそこ多くありそうですが、こういう言い方を実際に使うケースはそこまで多くありません。
どうしてもマイナーな表現です。
「審美眼」の意味
審美眼とは、美に関して見分けることができる力のことです。
こちらは美を対象にしていくので、使うことができる場面は限定されています。
そこは大きなポイントになると評価できるでしょう。
審美眼についてもそんなにメジャーな言い方ではないと思われます。
だから、日常生活ではあまり見られない表現という評価ができるでしょう。
「鑑識眼」と「審美眼」の用法や用例
「この分野に関して言えば、俺は鑑識眼があると思う。
したがって、真贋判定などはそれなりに自信を持って行うことができるんじゃないかと思うんだよ。」
「審美眼に長けている人は世の中ではそんなに多くないはずだ。
やはりそういう分野において経験が豊富である、知識をきちんと持っている必要があると言えるだろうからな。」
鑑識眼と審美眼は意味はやや似ている
鑑識眼と審美眼は意味はやや似ている状況と言えます。
細かい部分では違いがあるので、完全に同じと言えるわけではないものの、近いと言える箇所は普通に存在していると言えると思われます。
ただ、これらの言葉はあまり有名ではないため、普段の生活で見聞きする機会は少ないですし、馴染みは感じづらい面があると言えるでしょう。