「出かける」と「出歩く」の違い・意味と使い方・由来や例文

出かけるは「用事があるために、外に出て行くこと」。

特定の用事を達成するために、家から外に出て行く状況を表しているのです。

出かけるという言葉は何気なく使われることが非常に多いです。

出歩くは「家を空けて外に出ること」。

こちらも状況としては出かけるにかなり似ていますが、何らかの用事の有無に関係なく使うことができるので、そこは大きなポイントと言えるはずです。

「出かける」の意味

出かけるとは、出かけるとは、用事があるために、外に出ていくことです。

用事があるからこそ外に出るという状況であり、何か目的が存在しない中で、外に出る際には出かけるという言い方はしません。

したがって、出かけるを使うときには、用事の存在が非常に重要と言え、こういった部分なしでは使用できない点に注意しないといけません。

出歩くとは、家を空けて外に出ることです。

単に外に出る状況があれば、出歩くという言い方ができるので、そこに関しては出かけるとの大きな違いと捉えることができるでしょう。

出歩くは特に用事が存在しない状況であっても使用できるわけですから、より条件が緩い状況と言え、多くのシーンで使用できる言葉であると評価できるのです。

「ちょっとコンビニまで夜食を買いに出かけてくる。

今の時期になると、夜はちょっと寒いけど、コンビニは近いからこのままの格好でもそんなに問題はないだろう。」

「あまりにも暇だったから、とりあえず出歩いてみたが、やはり何も目的がないと時間を潰すのに苦労するな。

結局、向かう先もなくてすぐに家に帰ってくることになってしまった。」

出かけると出歩くは一見すると、同じような意味の言葉に見えてくるでしょう。

しかし、実際は大きな違いが存在しているのです。

出かけるは特定の目的を持って外に出るシーンでしか使えませんけど、出歩くはそういった目的がないときでも使えるので、ここは区別するときの大きなポイントと言え、頭に入れておく必要があるでしょう。