趣味は「生業ではなく、小遣いで個人の楽しみとしていること」。

「楽しみ」と言い換えると分かりやすい。

道楽は「生業ではなく、度を越した費用を掛けて個人の楽しみとしていること」。

「金食い虫」と言い換えると分かりやすい。

「趣味」は老若男女を問わず、幅広い年代で皆持っているものです。

特に、高齢者でリタイアしている人は「趣味」が生き甲斐となっている場合が多くあります。

「道楽」も「趣味」ですが、お金を掛け過ぎるきらいがあるものを言います。

「趣味」は若い人も子供も持っているもの

「趣味」は年齢や性別に関係なく等しく皆が持てる楽しみです。

音楽の芸事を始め、音楽鑑賞、絵画や陶芸、園芸、読書、旅行、書道、各種スポーツ競技、演劇鑑賞、日本舞踏、各種コレクションなど数多くのものがあります。

趣味が嵩じて実益となっている場合も珍しくありません。

また、宝くじや各種公営ギャンブルも小遣い程度でしたら趣味と言えるものです。

最近では、パソコンの普及により、インターネット関連の趣味も増えています。

「道楽」は「趣味」が高じてお金がかかりすぎるもの

「道楽」と言うと「趣味」のことを言う人もいますが、大半はお金がかかりすぎるものです。

「趣味」の生きを超えているものと言えます。

例えば骨董ですが、深入りすると莫大なお金を消費してしまいます。

また、ギャンブルも競馬や競艇、競輪、オートレースなどお金がいくらあっても足りません。

終いには借金をしてまでもと言うことになります。

「趣味」と「道楽」の境目とは

「趣味」はあくまで自分の小遣い程度のものになりますが、親がかりの芸事などはかなりの費用が掛かっています。

収入の多い人はそれなりのお金を注ぎ込むことが出来ますが、庶民は小遣いの範囲でしかできません。

「道楽」が出来る人は昔から、金持ちと決まっていましたが、現代では借金しても続ける人がいて、高額なコレクションにのめり込む人もいます。

「趣味」と「道楽」とは

「趣味」は小遣いの範囲程度の資金を使い、常識程度の楽しみを行うものです。

「趣味」は年齢や性別を問わず国民が皆持っている楽しみと言えます。

芸事やコレクション収集、スポーツなどは多くの人が行うもので、お金の余りかからない「趣味」も結構あるものです。

「道楽」は湯水のごとくお金を使い、欲望に任せて行うイメージが昔よりありますが、「趣味」のことを「道楽」と言う場合もあります。

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