督責は「厳しく責めたり、督促すること」。
厳しく責めるだけではなく、厳しく督促するシーンでも使うことができますから、そこは知っておいた方がいいです。
督促は「特定の行為を早くするように促す、急かすこと」。
督責とは意味は同じではないものの、督責の中に督促の意味が含まれているので、似ている部分はあるでしょう。
「督責」の意味
督責とは、厳しく責めたり、督促することです。
厳しく責めるという意味に加えて、督促するという部分もあるため、そこは特に知っておかないといけません。
複数のシーンで使っていくことができる言葉になるので、そこは頭に入れておいた方がいいでしょう。
でも、知名度はそんなに高くない言い方になるので、そこもポイントです。
「督促」の意味
督促とは、特定の行為を早くするように促すこと、急かすことです。
督促という言葉はこういった意味になりますけど、督責の中に督促が含まれているため、意味は似ていると言えるでしょう。
同様のシーンで使っていくことが可能になります。
でも、知名度は督促の方が高いと言えるはずです。
こちらは多くが知っている言い方になります。
「督責」と「督促」の用法や用例
「あの人はある程度厳しく言ってやらないと、やる気を出さないタイプだ。
だから、督責をしたうえで、促してやらないといけないわけだ。
扱いは難しいと言える。」
「お金を貸している相手が全然返す気配がないときには、督促をするしかないが、それでも返してくれない場合もあるだろう。
そういうときはどうすればいいのだろうか。」
督責と督促は知名度で区別ができる
督責と督促は似ている意味もありますが、違う意味もあると言えます。
したがって、両者は意味で差を感じることがしやすいでしょう。
でも、これらの表現は知名度に関しても差があると言えます。
督促はかなりメジャーな言い方になるものの、督責はあまり有名ではないので、知らない人が多いはずですし、ここも覚えておいた方がいいです。
