「互助」は、互いに助け合うことです。

英語では「mutual aid」で表されます。

「互助の精神」は「the spirit of cooperation」です。

「互助会」は「a mutual aid society」です。

「相身互い・あいみたがい」は、同じ境遇や身分の者は、互いに同情し助け合うものであるということです。

英語では以下のように表されます。

「相身互いとはいうものの、そういつも頼られてはこちらが困る」は
「I know we’ve promised to help each other, but when you rely on me all the time like that it’s hard for me. 」です。

「心配するな、困ったときは相身互い」は「Don’t worry. In times of trouble, we can depend on each other. 」です。

「互助」の意味

「互助」は、互いに助け合うことです。

「相互扶助」と同じ意味です。

以下のように使います。

互助の精神 互助会

☆cooperation
名詞です。

「協力すること」「協同」「援助」「生活協同組合」という意味です。

「この件についてご協力ありがとうございます」は「Thank you for your cooperation in this connection. 」です。

「環境を守るには国際協力が必要だ」は「We need full international cooperation to protect the environment. 」です。

「相身互い・あいみたがい」の意味

「相身互い・あいみたがい」は、「同じ境遇や身分の者は、互いに同情し助け合うべきである」という意味です。

以下のように使います。

困ったときは相身互い 武士は相身互い

☆depend
原義は「下方へぶら下がる」です。

動詞です。

「~にかかっている・~によって決まる」「頼る・依存する」「~を当てにする・信頼する」という意味です。

「彼の助けを信頼してよい」は「You may depend on him to help you. 」「You may depend on his help. 」です。

互の漢字

字義は「たがい」「たがいに・かたみに・かわるがわる」「たがいにする・かわるがわるする」「いりまじる・入り乱れる」「いけにえの獣の肉をかける棚」です。

解字では象形です。

古くは、木わくを交差させ組んだ縄巻器の形にかたどり、「たがい」を意味しました。

「互譲」「相互」のように使います。

※「たがい」は「違い」を意味します。

平安時代には、漢文の訓読系の文章では「たがい」を用い、和文系の文章では「かたみ」の読みを用いました。

「互助」は 互いに助け合うこと、「相身互い・あいみたがい」は 、同じ境遇や身分の者が互いに助け合うものであるということです。

「互助」「相身互い・あいみたがい」は、類語です。

「内助」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「互いに助け合うこと」です。

「互助」は、話し言葉としてはあまり用いられません。

「相身互い・あいみたがい」は、同じ境遇や身分の者同士が互いに境遇に同情し合って助け合うことです。

☆関連語
「内助」は、夫が外で十分活動できるように、家にあって妻がする手助けをいいます。

多くの場合、「内助の功」の形で使います。

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