死力を尽くすは「死ぬ覚悟で力を振り絞ること」。

要するに死ぬかもしれないという覚悟を持ったうえで、持てる力を全部出していくといった意味になります。

決死の覚悟は「死を覚悟したうえで何かの物事を行うこと」。

死力を尽くすの意味に似ている状況です。

実際、同じようなシーンで使われることが多いと言えると思われます。

「死力を尽くす」の意味

死力を尽くすとは、死ぬ覚悟で力を振り絞ることです。

死ぬかもしれないという覚悟を持ったうえで、後悔しないように持てる力を全部出し尽くすといった意味で使う表現になります。

たまに見聞きする機会はあるものの、自分で使うケースはまずないでしょう。

でも、知名度は割と高いので、知っている人は多くいると思われるのです。

「決死の覚悟」の意味

決死の覚悟とは、死を覚悟したうえで何かの物事を行うことです。

自分が死ぬかもしれないという想像があらかじめできる状況において、何らかの物事を行っていくケースで使う表現になります。

こういった覚悟を持つ瞬間は絶対にないとは言えないものの、日常的にはほぼないです。

したがって、馴染みは感じづらいと評価できるでしょう。

「死力を尽くす」と「決死の覚悟」の用法や用例

「戦争というのは、お互いの国の兵士たちが死力を尽くして行うものだ。

逆に言えばそういう覚悟がないような状況では、自分たちの国は負ける可能性が高まるだろう。」

「消防士などは決死の覚悟で消火活動や救助活動に当たるケースも多々あるだろう。

彼らは日常的にそういう気持ちを持ちながら、日夜勤務していると言えるのではないか。」

死力を尽くすと決死の覚悟は同じような意味と言える

死力を尽くすと決死の覚悟に関しては意味は特に変わりません。

両者は同じような場面で使うことができると言えるはずです。

ただ、こういった言葉は日常生活ではあまり見聞きしないでしょう。

自分で使う機会もほとんどないはずなので、馴染みは感じづらいはずです。

知名度はそこそこあるので、知っている人は割といると思われますが。

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