背理は「道理や論理に反すること」。

道理と論理に対して使用できるという点はポイントになります。

でも、あまり有名な言い方とは言えないと思われます。

背離は「背いたうえで、離れていくこと」。

特定の対象から離れていく場面で使っていく言葉になります。

背理とは意味が異なっているので、そういったところで区別ができます。

「背理」の意味

背理とは、道理や論理に反することです。

こういったものに反していると言えるケースで使う言葉になるので、ここはまず覚えておいた方がいいです。

背理という言葉を使うことができそうなシーンはたまにはあるでしょうけど、有名な表現とは言い難いので、実際に見聞きする可能性は高くないです。

馴染みを感じづらい面があります。

「背離」の意味

背離とは、背いたうえで、離れていくことです。

特定の存在に対して背く態度を見せて、離れていくと言えるシーンで使う言葉になります。

背理と表記は似ていますけど、意味は違いがあるので、そこで区別をしていくことができます。

背離と言えるシーンも一応あるでしょうけど、こういう言葉を見聞きするシーンは多くないでしょう。

「背理」と「背離」の用法や用例

「世の中における道理、または特定の論理に反する状況に関して、許容しない人もそれなりにいる。

したがって、背理と言える行動はそれなりに気を付けた方がいいんだ。」

「特定の存在に関して、許容できないような側面が見つかったときには、自然と背離の状況となっていく可能性が高い。

無意識のうちに離れていってしまうんだよ。」

背理と背離は意味が異なっている

背理と背離は表記はそれなりに似ているものの、意味は異なっていると言える状況です。

使用する場面に違いがあるため、そういったところで区別をしていくことができると思われます。

ともに使うことができる機会はちゃんとありますが、実際に使われるケースはあまり多くないと思われるので、馴染みを感じづらい面があると言えるはずです。

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