両者は「2人の人のこと」。
人に対して使用する場面が多いと言えるものの、人ではない存在に対しても使うことは一応できます。
だから、多くの場面で使える言葉になるのです。
両社は「2つの会社のこと」。
2つの会社の両方といった意味で使う言葉になります。
両者とは意味が違っていますが、同じ場面で使うことができるわけです。
「両者」の意味
両者とは、2人の人のことです。
2人を意味する言葉なので、こういう表現を使用できるシーンはそれなりに多くあると言えます。
知名度もかなり高いですし、知っている人はかなり多くいるのではないかと思われます。
馴染みを感じやすい部分もありますし、使用したことがある人はかなり多くいると評価できると思われる状況です。
「両社」の意味
両社とは、2つの会社のことです。
両者とは意味がやや異なっている状況と評価できるので、そこは知っておきましょう。
でも、同じようなシーンで使っていくことができる可能性はありますから、ここも知っておいてほしいですが。
両社についてもそこそこ有名であり、知っている人は多くいるため、馴染みは感じやすい状況でしょう。
「両者」と「両社」の用法や用例
「両者の意見は正反対であり、どちらも譲歩する気がない。
したがって、このままでは埒が明かないと言えるわけだが、一体どうすればいいのだろうか。」
「両社は私にとっては理想的な会社であると言える。
したがって、どちらに入社できてもかなり嬉しいと言える状況なわけだ。
ただ、どちらも内定をもらうのは難しそうだが。」
両者と両社は同じようなシーンで使える
両者と両社は本来の意味は異なっていると言えるものの、これらの表現は同じような場面で使っていくことができるでしょう。
というのも、両者は本来は人に対して使用しますが、人以外に対しても使用できる面があるので、両社と同様の意味で使用することができるわけです。
こういったところは特に知っておく必要があると言えます。