夏祭りは「災害忌避や疫病退散の目的で行われる祭りのこと」。
「安寧祈願祭り」と言い換えると分かりやすい。
冬祭りは「収穫感謝や冬至関連、一年の節目として行われる祭りのこと」。
「冬至」と言い換えると分かりやすい。
「夏祭り」は一年を通して最も盛大に行われているものです。
「祇園祭り、神田祭り、青森ねぶた祭り、徳島阿波踊り、博多祇園山笠」等があります。
「夏祭り」は災害忌避や疫病退散が目的
盛大に行われる「夏祭り」は「台風など災害を避けること、稲作の病害虫を避けること、疫病退散をすること」などを目的としていますから盛大に行われます。
また、祇園祭りの山車、神田祭の神輿、ねぶた祭りの張り子の屋台、阿波踊りなどのパレードが見ものです。
合わせて、花火大会や、祭りばやし、盆踊りなども行われます。
「冬祭り」は冬に行われるもの
「冬祭り」はあまりなじみがありませんが、一年の締めくくりとして行われ、秋の豊作の感謝や冬至関連などの意味を持ちます。
秋田の「なまはげ」が有名です。
立冬から立春の間の11月、12月、1月に行われる神事を言います。
「春祭り、夏祭り、秋祭り」は一連の流れを感じますが、「冬祭り」は締めくくりの感じがするものです。
「夏祭り」と「冬祭り」の落差
「夏祭り」は大きな祭りが多く、盛大に行われていますが、「冬祭り」は地味で知られていない感じが否めません。
日本の四季に合わせて「祭り」を行う風習があるとは言えその落差は大きく、どうしても神事としてひっそり行われるものになりがちです。
「秋田のなまはげ」など、寒い冬に元気付けの意味もある祭りも行われます。
「夏祭り」と「冬祭り」とは
「夏祭り」は秋の収穫前に稲作の病害虫忌避や台風などの自然災害の忌避、疫病退散などを目的に行われるもので、おおきな祭りが全国で行われます。
例えば「祇園祭り、神田祭り、青森ねぶた祭り、徳島阿波踊り、博多祇園山笠」等があります。
「冬祭り」は一年を締めくくるものになり、一説には鎮魂祭の意味があると言われています。