プロフィールは「ある人物の横顔、経歴などのこと」。
「人物像」と言い換えると分かりやすい。
プロファイルは「コンピューターの技術的なこと、犯人像のこと」。
「犯人像」と言うと分かりやすい。
「プロフィール」も「プロファイル」も語源は同じで、綴りも同じです。
意味の違いで使い分けをしています。
日本では「プロフィール」が外来語として定着しています。
犯罪で使う場合は「プロファイラー、プロファイリング」などと言います。
「プロフィール」は人物像のこと
「プロフィール」は「人の横顔」と言う意味があり、転じて「人の経歴、学歴、趣味、人となり」等その人個人の情報を言うようになりました。
「プロフィールはどのような人物かと言うことが分かるもの」「その人を紹介することをプロフィールの紹介をすると言う」。
元々はフランス語由来の言葉で、「プロファイル」も同語源でコンピューター分野や犯罪分野で使われています。
「プロファイル」は犯人像の意味もある言葉
「プロファイル」はコンピューター分野で使われていますが、犯罪分野でも「犯人像、犯人推定、犯人の特徴」等に使われている言葉です。
「プロファイリングは犯人像を推定すること、プロファイラーは犯人像を推定する人のこと」と使います。
犯罪の特徴や共通点、性格、残留物、場所などから犯人がどのような人物かを推定することです。
「プロフィール」は人物像、「プロファイル」は犯人像のこと
「プロファイル」は特定の人物像のことを言い犯罪の「プロファイリング」で推定されるのは犯人像のことで、検挙されるまでの操作に役立てるものです。
日本ではそのような専門の人はいませんが、犯罪捜査では捜査陣全体で「プロファイル」が検討されます。
アメリカでは専門の「犯罪心理分析官」がいますし、FBIでも存在します。
「プロフィール」と「プロファイル」とは
「プロフィール」と「プロファイル」は語源も綴り方も同じ言葉ですが、使い分けがなされています。
「プロフィール」はある人物に関する経歴や学歴、生い立ち、趣味など個人情報に関するものを言います。
人物の紹介をする場合は差しさわりのない内容で、その人となりが分かるものになります。
「プロファイル」はコンピューター分野の言葉でもあり、犯罪捜査にも使われている言葉です。
「プロファイリング、プロファイラー」などの言葉もあり、アメリカでは「犯罪心理分析官」が行う分野を言います。