「赤ん坊」は、生まれて間もない子供のことです。

体が赤みがかっているのでこのように呼びます。

英語では「a baby」で表されます。

「男の赤ん坊」は「a baby boy」です。

「赤ん坊みたいな」は「babyish」「infantile」です。

「赤子」は、生まれて間もない子供です。

赤ん坊のことです。

英語では「a baby」で表されます。

「彼女をだますのは、赤子の手をねじるようなものだ」は
「To deceive her would be as easy as twisting a baby ‘s arm.」
「To deceive her would be as easy as child’s play.」です。

「みどりご」は、3歳ぐらいまでの乳幼児のことです。

英語では「a newborn child」「a baby」で表されます。

「赤ん坊」の意味

「赤ん坊」は、生まれて間もない子供のことです。

体が赤みがかっているのでこのように呼びます。

「赤んぼ」「赤子」のことです。

比喩的に、邪気がなく、幼稚で世間知らずの人にも言います。

以下のように使います。

まるまると太った赤ん坊 赤子のように無邪気だ
赤ん坊扱いはよしてくれ 親野留守に赤ん坊のお守りを頼まれた
十五にもなって赤ん坊のようなことを言う

「赤子」の意味

「赤子」は、生まれて間もない子供です。

「赤ん坊」のことです。

または、イトミミズの別称です。

やや古風な言い方です。

体の色が赤みを帯びているのでこのように呼びます。

以下のように使います。

赤子塚 赤子を裸にする
赤子の世話に追われる

<赤子の手をねじる>
たやすくできることの例えです。

「赤子の手をひねる」ともいいます。

「優勝なぞは赤子の手をひねるようなものだ」のように使います。

「みどりご」の意味

「みどりご」は、「新芽のように若々しい児」の意味です。

3歳ぐらいまでの乳幼児のことです。

「嬰児・えいじ」「孩児・がいじ」のことです。

万葉集(3)に「みどりごの葡萄(は)ひたもとほり」とあります。

以下のように使います。

みどりごを抱く母 いとけないみどりご

<みどりこ>
中世ごろまでは「みどりこ」と発音しました。

三歳ぐらいまでの「子供」「幼子」「乳児」のことです。

万葉集(2)に「吾妹子(わぎもこ)が形見におけるみどりこのこひ泣くごとに」とあります。

意訳では「我妻が形見に残した幼子が、物を欲して泣くたびに」です。

「赤ん坊」も「赤子」も、赤みがかっている生まれて間もない子供のこと
「みどりご」は、3歳ぐらいまでの乳幼児のことです。

「赤ん坊」「赤ちゃん」「赤子」「ベビー」「みどりご」「嬰児」は、類語です。

「乳児」「乳飲み子」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「生まれて間もない子供」です。

「赤ん坊」より「赤ちゃん」は、愛らしさを強調した言葉です。

より話し言葉的です。

「赤ちゃん」は、動物の場合にも使います。

「息子は十歳にもなってまだまだ赤ちゃんで困ります。」

のように、「赤ん坊」「赤子」「赤ちゃん」は、年齢の割に幼稚だったり、未熟だったりする人間を表します。

「ベビー」は、他の言葉と複合して使います。

「みどりご」「嬰児」は、生まれたばかりの子供のことです。

また、三歳ぐらいまでの子供をいいます。

主に、文章語として使います。

「乳児」「乳飲み子」は、乳を飲んでいる生後一年ぐらいまでの子を指します。

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