言うまでもなくは「言う必要がないと言える状況のこと」。
言う必要がないということは、誰もが当たり前に認識しているはずだという前提が存在しています。
周知の通りは「みんなも知っているようにという意味のこと」。
すでに多くの人たちが知っていると言える前提で使う言葉になります。
言うまでもなくの意味に結構近いです。
「言うまでもなく」の意味
言うまでもなくとは、言う必要がないと言える状況のことです。
多くがすでに知っているはずなので、あえてもう1度言う必要がないと言えるようなシーンで使う言葉になるでしょう。
日常生活において何度も見聞きしたことがあると評価できる言葉であり、これを知らない人はほとんどいないと言える状況でしょう。
自分でも使用した経験がある人は多いはずです。
「周知の通り」の意味
周知の通りとは、みんなも知っているようにという意味のことです。
特定の事実などに関して、すでに多くが知っているであろうと思うシーンで使っていきます。
言うまでもなくの意味にそれなりに似ています。
同じような場面で使用できますから、明らかな意味の違いはないと言えるはずです。
使用頻度も結構近いと言えるのではないかと思われます。
「言うまでもなく」と「周知の通り」の用法や用例
「言うまでもないが、今回にプロジェクトは非常に多くの手間とお金をかけてきたから、絶対に失敗はできない。
今後はそういう気持ちを持ちながら、みんな頑張ってほしいと思う。」
「周知の通り、今回の作業については期限がかなり早まった。
したがって、今まで以上に急いで取り掛かってもらいたい。
同じようなスピードでは間に合わない可能性があるから。」
言うまでもなくと周知の通りは意味が似ている
言うまでもなくと周知の通りは意味が結構似ている状況です。
ともにみんなが知っているはずだという状況において使う言葉であり、明らかな意味の違いは存在していないと評価できるでしょう。
したがって、これらの言葉は同じような場面で使用できます。
使用頻度についても差はそんなにないはずなので、全体的に区別はしづらいでしょう。