「ドキドキ」と「ワクワク」と「ハラハラ」・意味と使い方・使い分け

ドキドキは「興奮や恐怖などの状態を表す言葉」。

一瞬の出来事に対して感じる、使うことが多い。

ワクワクは「期待や喜びなどの状態を表す言葉」。

長期的な出来事に対して感じる、使うことが多く、マイナスの感情を持たない。

ハラハラは「不安や心配などの状態を表す言葉」。

他人の行動に対して感じることが多く、結果がどうなるか分からないときに対して感じる、使うことが多い。

「ドキドキ」の意味

ドキドキは心臓が激しく鼓動していることを表している言葉です。

よって運動により心臓の鼓動が早くなっているときにも使わます。

また、一瞬の出来事、想像もつかなかったことに直面したときに、それが嬉しい、驚き、怖いなどのなんらかの感情をもったときに対して使うことの方が多く、今後起きる出来事に対しての期待や不安に対しても使われることもあります。

ワクワクは中から外へ放出される「湧く」が由来の言葉です。

今後の出来事に対しての期待や興奮などに対して使い、恐怖や不安などのマイナス的な感情に対して使うことはありません。

よって、今後の出来事は危険性や不確実性を伴わないもの、例えばピクニックやお買い物などの楽しいことに対して用いらます。

ただし人によって何が楽しいものなのかは異なりますが。

ハラハラは小さくて軽いものが落下していくことを意味します。

今後起きる出来事に対しての不安や心配などに対して使い、興奮や期待などのプラス的な感情を持ちません。

また、他人の行動や身に起きていることに対して使う言葉で、自分が介入できない出来事に対して使います。

よって、誰かが危険なことに挑戦しているときや、子どもが何かしようとしているときに対して用いられます。

ドキドキは興奮や期待、不安などさまざまな物事に対して使われ、ワクワクはとくに期待などの楽しみなことに対して使われます。

またハラハラは、他人の行動や状況を見て、心配や不安なことに対して使われます。

ドキドキやワクワクは自分や他人などにいろんなことに用いられますが、ハラハラは他人の行動や状況のみに用いられます。

毎日がドキドキやワクワク、ハラハラした生活は、きっと楽しいものではないでしょうか。