にせは「本物と間違うほど似ているもののこと」。
「贋作」と言い換えると分かりやすい。
えせは「本物に似せて振る舞う人のこと、または、本物に似せて作られた偽物のこと」。
「メッキもの」と言い換えると分かりやすい。
「にせ」も「えせ」もどちらにも「本物ではない」という意味があります。
「えせ」は「似て非なるもの」から来た言葉で「似非」と書きます
「にせ」は「偽」と書き人をだますこと
「にせ」は本物にある「信用・権威」がありません。
いかに本物と見まごうものを造ったところで、「信用や権威」は造ることはできないのです。
あたかも「信用・権威」があるように人を偽るために「偽」と言う漢字があてられます。
ものや人などに使われのことる言葉で、同義語には「贋作・偽造・まがい物・えせ」などがあります。
「えせ」は「似非」と書き、「似て非なるもの」のこと
「えせ」とはいわゆる「表面的には本物に似ているが、本物とは違うものや人」のことに使います。
例えば「人口ダイヤモンドのジルコニア」「金メッキの腕時計」「免許のない医者」「レプリカ」などのことです。
「偽物」ですが、あたかも本物の様に錯覚をしてしまうことがあります。
本来「劣っているもの、詰まらないもの」と言う意味があります。
「にせ」と「えせ」の見分け方
「にせ」は本物の様に偽ったものや人のことを言います。
ですから、本物に肉薄するようなものになります。
美術品や骨董品の「にせもの」は素人には見分けが難しいものです。
「似非」は本物に似せている訳ですが、注意をすれば偽物と分かる程度のものです。
どこかおかしい点があり、疑いを持つ場合が多くあります。
「えせ弁護士」「えせ関西弁」などと使います。
「にせ」と「えせ」とは
「にせ」は「偽物」のことで明らかに本物ではないものを言います。
しかし、巧妙に偽造された紙幣や絵画、骨董品、ブランドものなどは判定が困難なものが多くあります。
類語に「贋作・偽作・偽物・偽造」などがあります。
「えせ」は「似て非なるもの」のことです。
「安っぽい、質が落ちる、くだらないもの」などの意味があり、本物に似せていても「偽物」と分かる場合が多くあります。