同一は「別ものではないこと、全く同じであること」。
あるものとあるものを比べて、全く同じであると言えるケースで使っていきます。
事件における犯人に対しても使用することがあります。
同格は「格式や地位などが同じであること」。
別のものと比べて、そういった部分において同じと言えるケースで使っていく言葉になるのです。
「同一」の意味
同一とは、別ものではないこと、全く同じであることです。
あるものが特定のものと全く同じであるといる場面で使います。
でも、ものだけに使っていくわけではなく、人間に対しても使用できる点が特徴です。
だから、事件における犯人などに対して使われることがあるのです。
同一犯という言葉はかなり有名と評価できると思われます。
「同格」の意味
同格とは、格式や地位などが同じであることです。
あるものが別のものと同じであると言えるシーンで使う言葉なので、その点においては同一と同じような意味と解釈できるのです。
でも、同格の場合には格式や地位が同じと言えるケースでしか使えないので、そこは大きなポイントになります。
使用できる場面が限られるということです。
「同一」と「同格」の用法や用例
「監視カメラの映像に移っている人物と今回の容疑者はかなり似ている。
容姿に関しては似ているものの、同一人物と言えるかは微妙だな。
他にも何か証拠がないと。」
「スポーツによっては国際大会が複数存在している場合もあるが、それらは同格なのだろうか。
何かしら格の違いがあると言えるのか、そこは非常に気になっているんだよ。」
同一と同格はちょっと意味が違う
同一と同格に関しては、意味はそれなりに似ていると言えます。
しかし、全く同じではありません。
同一はあるものが別のものと全く同じであるという意味で使いますが、同格については、あるものが別のものと同じ格式、地位であるという意味で使用していくのです。
だから、両者はそういう部分で違いがあると評価できると思われます。