縷述は「非常に詳しく述べること」。
何らかの物事に関して、詳しい内容を話すようなシーンで使っていく表現になると言えます。
詳述は「詳しく述べること」。
意味は縷述に結構似ていますが、詳述の方が有名な表現になるでしょう。
詳述の場合、縷述と比較すると、やはり知名度に大きな差があると言えると思われる状況になるのです。
「縷述」の意味
縷述とは、非常に詳しく述べることです。
特定の物事において、その詳細を話していくという意味であり、詳しい事情などを知っている人が行っていく行為です。
こういう場面は実際にありますけど、縷述という表現が使われるかというと微妙です。
これはあまり知名度が高くない言葉になるので、どうしてもマイナーな言い方になってしまいます。
「詳述」の意味
詳述とは、詳しく述べることです。
意味としては縷述とあまり変わりません。
でも、基本的には詳述の方が使われやすい表現であると言えるでしょう。
したがって、両者は同様の場面で使っていくことができますけど、基本的には縷述が使われる機会は多くないと言え、多くが詳述になる可能性があります。
そこに関して、特に知っておきましょう。
「縷述」と「詳述」の用法や用例
「今回の話を縷述すると、非常に長くなる。
だから、時間があるときにこの話をしたいと思うんだ。
今はそういう時間的余裕がないから、ちょっと厳しいんじゃないかと思う。」
「今回の問題はすべてあの人が知っている。
したがって、あの人に話を聞けば詳述してくれるはずだ。
そうすれば、全体像が完全に見えてくるのではないかと思うんだ。」
縷述と詳述については意味はほぼ同じ
縷述と詳述に関しては意味は大して変わりません。
どちらも何らかの話を詳しく述べるという意味で使っていきます。
したがって、両方とも同じようなシーンで使用できるという特徴があるのです。
でも、一般的には詳述の方が使用されやすいでしょう。
こちらの方が知名度が高いので、そういった部分については知っておくといいと思われます。