神妙は「人知を超えた不思議なこと、心がけや行いが立派で優れていること」。
神妙の場合には、神妙な表情といった言い方が有名です。
このときには前者の意味になることが多いでしょう。
珍妙は「普通では見当たらないような、滑稽なものであること」。
神妙と言葉は似ていますが、意味はちょっと違います。
珍しいという部分は近いですけど。
「神妙」の意味
神妙とは、人知を超えた不思議なこと、心がけや行いが立派で優れていることです。
どちらかと言えば、前者の意味で使われることが多いでしょう。
神妙な表情といった表現をすることが多いです。
使用するシーンはそんなに多くはないと言えますが、多くが知っている有名な言葉になると言えます。
だから、聞いたことがない人はまずいないはずです。
「珍妙」の意味
珍妙とは、普通では見当たらないような、滑稽なものであることです。
珍しいという意味がありますけど、それに加えて滑稽という意味も込められています。
したがって、珍妙に関しては、面白く感じられるという点が必要なのです。
珍妙という言い方は日常生活ではあまり使いません。
でも、使用するシーンが全くないわけではないので、覚えておいてほしいです。
「神妙」と「珍妙」の用法や用例
「あの人はすごい神妙な表情をしているよね。
非常に不思議な感覚になっているのか、表情がいつもと全然違う。
何かいつもと異なる部分を感じているんじゃないかな。」
「これは非常に珍妙と言える番組だな。
最近ここまで面白い番組はなかったから、すっかり楽しんでしまったよ。
久しぶりに大笑いしてしまった気がするんだよな。」
神妙と珍妙は意味が異なっている
神妙と珍妙に関しては、表現としては似ているものの、意味は異なっていると言えるでしょう。
神妙は不思議なことという意味がありますけど、珍妙は珍しい滑稽なものという意味があるのです。
したがって、両者はそういう部分で区別をすることができます。
どちらもそこまで頻繁に使用される言葉ではありませんが、意味は知っておいた方がいいです。