生は「生きていること、なまのこと」。
「生命」と言い換えると分かりやすい。
活は「活かすこと、活動的なこと」。
「活用」と言い換えると分かりやすい。
「生」と「活」は「いきる・いかす」と読み同訓異字語になります。
「生」は「命に関係すること」、「活」は「持っている特性を活かすこと」になります。
どちらも生命力を感じる字になります。
「生」は命のこと
「生」は命に関係した言葉ですから、熟語もそのような意味合いを持ちます。
「逞しい生命力」「生長する」「生活程度」「生存が危ぶまれる」「余生を静かに送る」「1歳の誕生日祝い」「害虫が発生」「トカゲのしっぽの再生」「野生動物」など。
その他「生産能力」「蚕から生糸」「中学校の生徒」「自分のことを小生」などがあります。
「活」は活き活きとしたこと
「活」は活き活きとしたことです。
「生活能力がない」「活力に溢れている」「活発な女の子」「アスリートの活動記録」「死活問題となる」「快活な性格」「自活をする」「復活を成し遂げる」「活花」「鉛の活字」「活用センター」「活況を呈する」「更なる活躍を期待」「鯛の活きづくり」「活気がある商店街」などがあります。
「生」は「いきる」、「活」は「いかす」
「生」は「生まれる、生きる」で草木が生える様子を言い、「自律的な言葉」になり、「活」は「水と舌」で「活かす」ですから「他律的な言葉」になります。
「生命・生活・余生・発生・生産」など「自律的」です。
「活」は「活躍・活動・活発・活用・活花・活況・活気」など何かにより活き活きとなった結果の言葉が多いのです。
「生」と「活」とは
「生」は「生まれる・生きる・生える・生」という意味で、「命」を感じる「自律的」な言葉です。
「生命・発生・生活・寿命・余命・余生」などはそのような言葉です。
「活」は「活かす」ですから「何かを活かす」こと、その結果のこと、「他律的」な言葉などになります。
「活動・活躍・活気・活況・活用」などがそのような言葉になります。