週休二日制は「週に2日休める週が1か月の間に1回以上あること」。
毎週2日の休みが確保されているわけではなく、そういう週が月に1回あればOKという状況です。
完全週休二日制は「毎週2日の休みがあること」。
1か月のうち、全ての週で2日の休みが確保されているので、年間でも常に毎週2日は休めるという状況になっているのです。
「週休二日制」の意味
週休二日制というのは、1か月の中で2日休める週が1回以上あれば良いので、例えば土日が休みの週が月に1回でもあればOKなのです。
1か月のうち、それ以外の週は土日のうちどちらかが休みであれば問題がないと言えます。
しかし、月に何回2日休める週があるか?というのは、会社によって異なるので一概には言えないのです。
「完全週休二日制」の意味
完全週休二日制というのは、毎週2日の休みがある状況のことです。
たいていは土日が休みになりますけど、毎週土日が休みのような状況ということで、週休二日制と比べたら、こちらの方が休みの回数が結果的に多くなります。
週休二日制のことを毎週2回の休みがある制度と勘違いするケースもありますが、毎週2日休めるのは完全週休二日制の方になるということです。
「週休二日制」と「完全週休二日制」の用法や用例
「俺の会社は週休二日制で、土日どちらも休める週というのはわずかしかないんだ。
だから、休みの日に家でゴロゴロしていても、あまり疲れが取れた気がしないんだよな。
」
「完全週休二日制の会社だと、毎週休みが2日あるから外出もしやすいよな。
1日外で遊んでも、もう1日休みがあるからリフレッシュしやすいと思うし、羨ましいな。
」
週休二日制と完全週休二日制は大きく違う
世の中には週休二日制に関して、毎週2回の休みがある制度と勘違いしている人いるようですが、それは完全週休二日制の方になります。
したがって、毎週2日の休みが保証されているか、1か月のうち最低1週間は2日の休みが確保されているのか?という大きな違いがあるので、会社ごとの休日の制度に関しては、名称は似ていますけど、中身の確認が絶対に必要なのです。