生身は「現に生きている身体のこと」。

人間の身体そのものを表現したいときに使われる言葉となっています。

人間の身体に対してダメージが大きすぎる、そういう懸念があるようなシーンで使われやすいです。

生体は「生きているままの身体のこと」。

こちらは人間以外の動物に対しても使われることがある言葉になるので、そこは覚えておきましょう。

「生身」の意味

生身とは、現に生きている身体のことです。

生きている存在における身体ということで、当然ながら死んでいる存在に対しては使いません。

生身という表現を使うシーンは大分限られます。

生きている身体にそんなことをするとかといった感じで、ひどい仕打ちをするような場面で使われやすいと言えるでしょう。

たまに見聞きすることがあります。

「生体」の意味

生体とは、生きているままの身体のことです。

あくまでもまだ生きている状況の身体という意味であり、死んでいる状態の身体、つまり死体とは区別されます。

死体ではないという意味で使いますが、死体と比べると生体という表現はそんなに有名ではないので、日常生活の中で何度も目にするような言葉とは言い難い状況になるでしょう。

「生身」と「生体」の用法や用例

「生身の身体で24時間働き続けるのはさすがにきついだろう。

ロボットとかならまだしも、人間であることを考慮して、労働時間を決定してほしいものだよな。」

「生体反応がある以上、この人はまだ死んでいない。

つまり、やりようによっては蘇生が可能ということだ。

生きている可能性がある限り、懸命な処置を続けていこう。」

生身と生体は同じような意味と言える

生身と生体に関しては、意味はそれほど変わらない状況です。

ともに生きている身体という意味で使用する言葉になりますから。

ただ、生体に関しては死体と区別するために使われる傾向にあります。

つまり、まだ死んでいないという点が強調される点はポイントでしょう。

日常生活で使われやすいのは生身の方になると思われますけど。

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