歌謡曲は「主に1980年代までの邦楽のジャンルの1つのこと」。

大衆向けに作られた曲であり、その当時の日本におけるヒット曲全般を指している言葉と言えるでしょう。

J-POPは「1990年以降の邦楽のジャンルの1つのこと」。

どちらかと言えば、若者向けに作られた曲が多く、全体的にポップなイメージがある曲がたくさん含まれています。

J-POPという言葉が流行してからは、歌謡曲という言葉が使用される機会はかなり減ったと言えます。

「歌謡曲」の意味

歌謡曲とは、主に1980年代までの邦楽のジャンルのことで、日本国内において特にメジャーな曲を指していた言葉です。

当時、日本で特に流行っていた曲の多くにこの歌謡曲という言葉が使われており、大衆が知っている、多くの人たちに受け入れられている曲という意味があるのです。

しかし、現代ではこの歌謡曲という言葉はほとんど使われておらず、特に若い人たちにはピンとこない言葉と言えるでしょう。

「J-POP」の意味

J-POPとは、主に1990年以降の邦楽のジャンルの1つですが、どちらかと言えば若者向けに作られた曲を指しています。

歌謡曲と呼ばれていた時代と比べると、曲の雰囲気に関してポップなものが増え、そういった部分で従来の歌謡曲とは異なる面があります。

現代では歌謡曲という言葉はほとんど使われず、J-POPという言葉の方がかなりメジャーになりました。

「歌謡曲」と「J-POP」の用法や用例

「昔は歌謡曲が非常に好きで、いろいろな歌手のものをよく聞いていた。

そのときのことを思い出すと、自分が若かった頃の思い出が蘇ってくるんだよ。」

「J-POPに関しては、日本国内だけではなくて海外でも人気らしいね。

特定のアーティストに関しては海外にもかなり熱烈なファンがいるみたいだし。

国外でも普通にメジャーなのは驚いた。」

歌謡曲とJ-POPはどちらも日本の音楽の主要ジャンルの1つ

歌謡曲とJ-POPは意味としては割と似ています。

多少異なる面はあるものの、その当時における日本の音楽の主要ジャンルになりますから。

ただ、時代によってその主要ジャンルの呼び方が変わっており、1980年代までは歌謡曲、1990年以降はJ-POPと呼んでいる状況があるだけです。

したがって、大雑把に言えば同じものを指しているとも言えます。

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