活路は「命が助かる、窮地から逃れるための道のこと」。
今あるピンチと言える状況から脱するための道を指している言葉で、かなり有名な表現になるはずです。
血路は「困難を切り抜けるための道のこと」。
活路も結局は困難から逃れるための道を示しているので、血路はそれと同じ意味であると評価できるでしょう。
しかし、血路という言い方はあまりしません。
「活路」の意味
活路とは、命が助かる、窮地から逃れるための道のことです。
特定のピンチを避けるために選ぶべき方法や手段という意味があります。
たいていは活路を見出すといった表現をすることが多く、たまに使われる表現です。
命の危機と言えるシーンでないとしても、窮地と言える状況はありえるでしょうから、使用する機会は十分に考えられます。
「血路」の意味
血路とは、困難を切り抜けるための道のことです。
現状困難と言えるような場面に遭遇しているときに、そこから脱することが可能な選択肢を指して使います。
したがって、脱する道が存在しない、思い浮かばないときには使用することが厳しいと言えるでしょう。
また、血路という表現はそこまでメジャーではないので、知らない人も普通にいそうです。
「活路」と「血路」の用法や用例
「この仕事を続けていては、心身ともに持たない。
したがって、別の仕事を探すしかないのではないか。
つまり、転職という道に活路を見出した方がいいと思う。」
「困難な状況から逃れるには、身を引く勇気も重要だ。
そういった行為も血路になることがある。
後ろめたさを感じるかもしれないが、それが合理的な場合もあるんだ。」
活路と血路は同じようなシーンで使う言葉
活路と血路は困難や窮地から逃れるための道という意味で使用されます。
したがって、意味はかなり似ている状況と言えるでしょう。
自分にとって望ましい選択肢という言い方ができると思われます。
でも、どちらかと言えば活路の方が有名と言え、血路に関してはちょっとマイナーな表現と言えます。
だから、使用頻度まで同じではありません。