突っぱねるは「何らかの要求などを強い態度で拒否すること」。
単純に拒否するのではなく、絶対に応じられないといった態度で対応するケースで使います。
退けるは「何かをどかすこと、意見などを否定すること」。
要するに拒否するという意味で使うことができますから、そういった部分によって突っぱねるに似ていると評価できるのです。
「突っぱねる」の意味
突っぱねるとは、何らかの要求などを強い態度で拒否することです。
拒否の態度を示すときに使われる表現ではありますが、強い態度で拒否をするときに使用する点がポイントになるでしょう。
つまり、絶対に嫌だといった気持ちを示すときに使う表現になります。
すごい有名な言葉ではないですけど、知っている人は多くいると思われます。
「退ける」の意味
退けるとは、何かをどかすこと、意見などを否定することです。
両方の意味で使用される可能性がありますけど、どちらかと言えば後者の意味の方がメジャーと言えるかもしれません。
したがって、何かしらの意見を採用しないとか、否定するなどの状況で使われることが多いと言えるのです。
たまに見聞きする言葉になると思われます。
「突っぱねる」と「退ける」の用法や用例
「こんな忙しいときに、頼みごとをされても承諾できるわけがない。
したがって、申し訳ないが突っぱねさせてもらったよ。
もっと時間的な余裕がある人に頼んでもらいたいものだな。」
「意見を言ってもらうのはいいのだが、斬新さが特に感じられない、ありきたりなものに関しては退ける結果となってしまうことが多い。
変わったアイデアが欲しいんだよな。」
突っぱねると退けるは意味が似ている
突っぱねると退けるに関しては、少なからず意味が似ていると評価できるでしょう。
どちらも否定する、拒否するという意味があります。
したがって、同様のシーンで使いやすい言葉になるのではないかと思われるのです。
使用頻度に関してもそこまで変わらないと思われるので、そこに関しても似ていると評価できると言えるはずです。
