ハギの花は「マメ科ハギ属の草花のこと」。
「秋の七草」と言い換えると分かりやすい。
エンドウの花は「マメ科エンドウ属の草花のこと」。
「エンドウ豆」と言い換えると分かりやすい。
「ハギ」も「エンドウ」も同じマメ科に属するため、付ける花の形が蝶に似た蝶形花で酷似しています。
色も紫と同じで、これはマメ科のフジの花にも見られる特徴です。
「ハギの花」は秋の七草のひとつ
「ハギの花」は古来、親しまれてきた花で、秋の七草としても有名です。
花の形は「蝶形花冠または蝶形花」と言い、マメ科に共通してみられる特徴です。
旗弁(きべん)と言う大きな一枚の花弁の下には左右一対の細長い翼弁(よくべん)と船弁(しゅうべん)があり、花を形づくっています。
色は旗弁の下方中央は黄色、全体は紫色になります。
「エンドウの花」からエンドウ豆
「エンドウの花」は「グリーンピース」や「さやえんどう」、「スナックエンドウ」などが取れるエンドウ豆になります。
マメ科ですから「蝶形花」の特徴を持ち、色も紫です。
豆ですから蔓がありますが、ない種類もあります。
そういえば「フジの花」も蔓が非常に強い植物でそのために藤棚を造ります。
「ハギの花」は蔓がありませんが中にはある種類も見られます。
「ハギの花」も「エンドウの花」もマメ科
「ハギの花」も「エンドウの花」もそして「フジの花」などもマメ科の植物です。
豆がつけはマメ科とすぐに分かります。
しかし、「ハギの花」や「フジの花」は分かりにくいものですが、「蝶形花」という花の特徴が共通しているのです。
また、蔓は基本的にあるのですが「ハギの花」や「エンドウの花」にはないものもあります。
花は小型で数多く付けることも共通しています。
「ハギの花」と「エンドウの花」とは
「ハギの花」と「エンドウの花」は同じマメ科の仲間です。
花に特徴がありどちらも蝶が羽を広げたような「蝶形花」と呼ばれる形をしています。
これはフジの花と同じでマメ科に見られるものです。
一枚の大きな「旗弁」と一対の「翼弁」と同じく一対の「舟弁」を持ち、基本的に紫の小型の花になります。
「ハギの花」は秋の七草であり、「エンドウの花」はグリーンピースやさやえんどうになります。