日は「太陽の形から採られた象形文字のこと。

昼間のこと、一日のこと」「日輪」と言い換えると分かりやすい。

陽は「日光の当たる場所のこと、太陽のこと」。

「太陽」と言い換えると分かりやすい。

「日」も「陽」も「太陽」のことを言ったものですが、派生した意味は様々です。

また、「太陽」の意味の「日輪」も太陽の形から作られた言葉になります。

「日」は元々太陽そのものの言葉

「日」は太陽を表す象形文字として作られました。

ですから、元来、太陽そのものを表します。

「日輪」も太陽が丸いことから作られていて同じです。

そこから、「日」が出ている昼間や一日の意味になったと考えられています。

熟語は数多くあり、「日光、日夜、落日」、「一日、平日、毎日、明日、昨日、終日」、「元日、祝日、祭日」などが代表的なものです。

「陽」は日の当たる場所、ひなたから太陽の意となった言葉

「陽」は日の当たる場所のことで、そこから「太陽」のことを表すようになったとされます。

「太」は「大より大きいこと」と言う意味が有り、より大きなものに使われています、「太平洋、太古、太陽」など。

熟語は太陽の意味で「陽光、夕陽、残陽、斜陽」、派生した意味で「陽気、陽極、陽動、陽画、陽性、陽炎」などがあります。

「太陽」はあっても「太日」はない

「陽と日」が「太陽」のことを表しているなら「太日」と言う言葉があっても良いのですが、ごく一部に使われているだけで、一般的な言葉にはなっていません。

「太陽」が一般的に使われているのに敢えて「太日」と言う言葉は重複し紛らわしいので使わないのかも知れません、また、中国で創られなければ日本でも使われないということでしょう。

「日」と「陽」とは

「日」は太陽の形から作られた象形文字です。

本来「太陽」のことですが、日の当たる日中や一日のこと、何かの日のことなどに使われます。

「日光、一日、日夜、日中、元日、縁日、明日」など多くの言葉があります。

「陽」は元々、「日光の当たる場所、ひなた」のことを表し、そこから「太陽」そのものを意味する陽になったものです。

「太」は「より大きいこと」と言う意味の言葉ですから「太陽」に使われます。

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