「exciting」は物事が「興奮するような」「ワクワクするような」という意味の形容詞です。
「面白がらせる」と言い換えると分かりやすいです。
「excited」は人が「興奮している」「ワクワクしている」という意味の形容詞です。
「面白がらせられる」と言い換えると分かりやすいです。
「exciting」の意味
「exciting」は物事が人を面白がらせたり興奮させたりするときに用いる形容詞です。
「興奮するような映画が上映している」や「遊園地にはワクワクする乗り物がたくさんあります」といった文脈で用いられます。
「excited」の意味
「excited」は人が「興奮している」「ワクワクしている」状態を表現したいときに用いる形容詞です。
「彼が来ると知って彼女はワクワクしている」や「子供たちはクリスマスが間近で興奮している」といった文脈で用いられます。
「exciting」と「excited」の用例
「exciting」の用例
・I decided to move to another branch. I think it must be an exciting opportunity. (別の支社への異動を決意した。
ワクワクする機会となるに違いない。)
・His story is always exciting, so everybody can't miss it. (彼の話はいつも面白いので、みんな聞き逃すことができない。)
「excited」の用例
・I was so excited about the trip that I couldn't sleep. (旅行に行くことにワクワクして眠ることができなかった。)
・An excited audience made a fuss outside the stadium. (興奮した観客が競技場の外で大騒ぎした。)
「excite」の意味が分かれば「exciting」と「excited」を使い分けるのは簡単です
「excite」は「~を面白がらせる」という意味の動詞です。
~ing形(現在分詞と言います)や~ed形(過去分詞と言います)になることによって形容詞に変身します。
~ing形はそのまま「面白がらせる」と覚えればいいですし、~ed形は「面白がらせる」を受動態にした「面白がらせられる」(←ちょっと不自然な日本語ですが)と覚えると分かりやすいです。
ワクワクしている時に「I'm exciting.」と言う方がいらっしゃいますが、これだと「私は(誰かを)面白がらせる人です。」
という意味になってしまいます。
(お笑い芸人さんだとこう言ってもOKかもしれませんが。)
「I'm excited.」と言うと「私は(何かによって)面白がらせられている→私は(何かによって)ワクワクしている。」
ということになりますので意味が通じます。