逸材は「優れた才能を持った人物のこと」。

多くの人たちとは明らかに違う、優れた部分を感じられるような人に対して使っていく言葉です。

俊逸は「才能などが抜きんでて優れていること」。

意味は逸材と近いですけど、俊逸は才能などに対して使っていく言葉です。

したがって、人そのものを指しているわけではないので、そこは注意点と言えるでしょう。

「逸材」の意味

逸材とは、優れた才能を持った人物のことです。

多くの人にはない、とんでもない優れた才能を見出せるような人物そのものを指しています。

したがって、逸材という言葉は滅多に耳にしません。

スポーツなどの世界で、かなり期待を持たれている若手の選手などに対して使われることがありますから、スポーツ好きの人たちにとっては縁があるでしょう。

「俊逸」の意味

俊逸とは、才能などが抜きんでて優れていることです。

あくまでも才能に対して使っていくという点は1つのポイントになります。

才能を持った人物ではなく、才能そのものが対象になるので、俊逸を使うときには注意をしないといけません。

逸材と比較するとマイナーな言葉なので、実際に見聞きする機会は多いとは言えないでしょう。

「逸材」と「俊逸」の用法や用例

「このチームには期待の若手がたくさんいる。

これだけ逸材が揃っていれば、将来的にはかなり強くなる可能性があるな。

今から楽しみな状況だよ。」

「俊逸な部分を持った人に関しては、将来的にはその部分を生かして活躍することがほぼ約束されている。

したがって、ある意味将来が安泰と言えるわけだから、非常に羨ましいよ。」

逸材と俊逸は対象となる部分の違いに注意

逸材と俊逸は非常に似た言葉に見える人が多いと思われますが、これらは必ずしも同じ意味とは言えません。

どちらも優れた才能に関して意味している言葉ではあるものの、逸材は人物を指しており、俊逸は才能そのものを指しているので、対象としているものが異なっている状況です。

したがって、両者はそういった点で違いを認識すべき言葉と言えます。

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