失踪は「特定の人の行方が分からない状況のこと、人の所在および生死が不明なこと」。
どこにいるか分からないケースでも使いますけど、そもそも生死が不明な場合にも使われる表現と言えます。
失跡は「特定の人の行方が分からない状況のこと、人の所在および生死が不明なこと」。
失踪の言い換えであり、意味は失踪と全く変わらない状況です。
「失踪」の意味
失踪とは、特定の人の行方が分からない状況のこと、人の所在および生死が不明なことです。
一般的には特定の人の居場所が分からないケースで使います。
ただ、生死が不明というケースでも使うのです。
だから、どこにいるのかが掴めないだけではなく、生きているのかも不明なケースで使えるので、ここは知っておく必要があるでしょう。
「失跡」の意味
失跡とは、特定の人の行方が分からない状況のこと、人の所在および生死が不明なことです。
つまり、失踪と意味は変わらないと言えます。
特定の人がどこに行ったのか分からない、生きているのか、死んでいるのか判断できない場面で使っていくのです。
でも、失踪の方が有名な表現になるため、失跡という言い方はあまりされないです。
「失踪」と「失跡」の用法や用例
「失踪というのは、そんなに珍しい状況ではない。
特に警察にとっては、そういう報告は日常的なもの言えるんだ。
ただ、失踪した人間がどうなったのか、それに関しては誰にも予想できないが。」
「失跡の場合には、意図的に姿を消したのか、何らかの事件などに巻き込まれたのか、その判断が難しい。
どちらかによって安否の可能性も変わってくるからな。」
失踪と失跡の意味は大して変わらない
失踪と失跡はともに特定の人たちの行方が分からない、居場所が不明といったケースで使います。
そのうえで生死も不明と言えるシーンで使うのです。
だから、両者の意味はほぼ同じであり、違いを見出すことは困難であると言わざるを得ないのです。
でも、知名度には一応違いがあり、失踪と比べて失跡は知らない人が多い状況です。