カッコウ時計は「おもりで動く壁掛け時計のこと」「壁掛け時計」と言い換えると分かりやすい。

鳩時計は「カッコウ時計のこと」。

「カッコウ時計」と言い換えると分かりやすい。

「カッコウ時計」も「鳩時計」も全く同じものです。

呼び方が異なるだけで、基本的な構造や仕組みは同じ壁掛け時計なのです。

形は様々で、音も異なります。

「カッコウ時計」はドイツ発祥

「カッコウ時計」はドイツのシュヴァルツヴァルト地方で作られたと言われています。

カッコウの巣箱を家の形にしたものが本体となり、仕組みはおもり式の時計になります。

時刻が来るとその定時の数だけ、窓からカッコウが飛び出して鳴き時を告げる仕組みです。

また、30分毎に1回鳴きます。

シュヴァルツヴァルト認定協会は認定書を発行しています。

「鳩時計」はカッコウ時計のこと

「鳩時計」は「カッコウ時計」のことを日本ではそのように呼ぶことになったものです。

世界ではすべて「カッコウ時計」なのに日本だけ「鳩時計」と呼ぶのは訳があります。

「カッコウ」はドイツでは縁起が良い鳥なのですが、日本では縁起の悪い鳥と言われています。

理由は「閑古鳥」と言われるからで、日本に渡来したときにメーカーが名前を変えたのです。

「カッコウ時計」と「鳩時計」の鳴き方

「カッコウ時計」は当然「カッコウカッコウ」と鳴きます。

多少の違いはあっても「カッコウ」の鳴き声になります。

では日本の「鳩時計」はどのように鳴くのでしょうか。

「ポッポポッポ」もあるかも知れませんが、ドイツの認定したものは「鳩時計」なのに「カッコウカッコウ」と鳴くようです。

最近は鳴き方にバリエイションがあり、小鳥の声やオルゴールなどもあります。

「カッコウ時計」と「鳩時計」とは

「カッコウ時計」はドイツ発祥の壁掛け時計のことで、おもりにより動き形はカッコウの巣箱をイメージしたものです。

ドイツのシュヴァルツヴァルト認定協会は認定書を発行しています。

日本では「カッコウ時計」が入って生産が始まった時に「ポッポ時計」として普及しました。

「カッコウ」は「閑古鳥」とも言うので「鳩」にしたものです。

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