珍品は「珍しいもの、数が少ないものこと。」

「レアもの」と言い換えると分かりやすい。

逸品は「優れているもの、高価なもののこと」。

「優秀品」と言い換えると分かりやすい。

「珍」には「珍しい・変わっている」などの意味があります。

そのような品物と言うことです。

逸品は優れたもののことです。

珍しいだけですと限られたものになりますが変わった・目を引くものなどの意味なら多くありそうです。

「珍品」は「レアもの」

「珍品」は珍しいものと言う意味で「レアもの」と言われているものになります。

例えば明治初期の龍紋切手や古い時代の年賀切手シート・月と雁・見返り美人・変形切手・印刷ミス・ポンチングミスなど、また、コインでは明治期の旧拾圓金貨・和同開珎・大判小判など、他には有名小説などの初版本、おもちゃや人形のレアものなどがあります。

「逸品」は秀逸で貴重なもの

「逸品」は優れたもの・貴重なものなどのことですから、工芸品や美術品が多くなります。

食品やその他のものでも貴重なものや価値があるものも言います。

宣伝文句で使われることもあり、本当の逸品はそんなには多いものではありません。

付加価値があるものですから価格も当然高くなり、「レアもの」もその中に含まれるものと考えても良いでしょう。

「珍品」は「逸品」でかつ「レアもの」

「珍品」は「逸品」でもあり「レアもの」でもあり得ます。

例えば江戸時代に描かれた伊藤若冲の絵画は「珍品・時代もの・芸術品・レアもの・貴重なもの・秀逸なもの・高価なもの」などすべてに当てはまります。

芸術品は多くがそのような条件を満たすものです。

コレクション物でもその時代としては秀逸なものであれば価値もあり、「レアもの・珍品・逸品」となるのです。

「珍品」と「逸品」とは

「珍品」は珍しいもの・数が少ないレアものであることが条件になります。

「逸品」は優れたもの、付加価値の付いているもの、貴重なものなどになります。

「珍品」も「逸品」も高価なものが多いのです。

宣伝で使われるキャッチコピー的な使い方もありますが、本当の「珍品・逸品」とは言えません。

一言でいえば「珍品」はレアもの、「逸品」は優れたものと言えます。

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