聳え立つは「山などが非常に高く見える、立っていること」。
高さが非常に高いときに使う言葉であり、建物や山などに対して使うのが非常に有名と言えるはずです。
切り立つは「刃物で切ったような鋭い傾斜で立っていること」。
こちらは高さは関係なく、鋭く立っている状況が重要な言葉と評価できます。
だから、聳え立つとの違いは非常に分かりやすいでしょう。
「聳え立つ」の意味
聳え立つとは、山などが非常に高く見える、立っていることです。
基本的には高さが非常に高いものに対して使います。
その高さが非常に顕著であることを表す意味なので、滅多に使う言葉ではなく、使う対象もかなり限られると言えるでしょう。
高層建築物や山などに限られると言えるでしょうから、そこは覚えておく必要があるはずです。
「切り立つ」の意味
切り立つとは、刃物で切ったような鋭い傾斜で立っていることです。
傾斜が非常に鋭いという点がポイントなので、高く立っているかどうかは特に関係ありません。
その点において、聳え立つとは区別できると言えます。
切り立つ状況に関しては、滅多に見る光景ではないと言えます。
高い山や建物は日常的に見ることがあっても、鋭い傾斜はなかなか見られません。
「聳え立つ」と「切り立つ」の用法や用例
「この山は非常に高く聳え立つ状況だ。
周囲に同様の高さのものがないから、かなり目立つ存在となっている。
こういう山に1度でいいから登ってみたいと思うんだよな。」
「この崖はまさに切り立つ斜面という感じで、非常に迫力がある。
ただ、ここに近いづいてみる勇気は全くないけどな。
かなり大きな恐怖心がわいてくるに違いないだろうな。」
聳え立つと切り立つの違いは割と明確
聳え立つと切り立つに関しては違いは割と認識しやすいと言えるでしょう。
聳え立つは単純に高さが非常に高く感じるケースで使いますけど、切り立つは斜面が鋭くなっている状況で使うのです。
つまり、聳え立つは普通の高層の建物などで使用できますが、切り立つは自然環境の中で使用することが多いので、そこは理解しておくといいでしょう。