送致は「何らかの書類や被疑者などを送り届けること」。
被疑者に対して使われることもあり、そのときにはニュースなどで見聞きする可能性が高いと言えるでしょう。
送付は「書類や品物を送り届けること」。
送致と同じような意味で使えますが、日常生活においては送付の方が一般的です。
したがって、使用頻度はこちらの方が高いでしょう。
「送致」の意味
送致とは、何らかの書類や被疑者などを送り届けることです。
書類に対して使用することはできますが、こういった言葉を見聞きするときにはたいてい被疑者を対象にすることが多いです。
そのため、ニュースなどで特定の事件を扱うときにこの送致という表現を使用することがあります。
でも、そういうシーン以外ではほとんど見聞きしません。
「送付」の意味
送付とは、書類や品物を送り届けることです。
こちらはいろいろなものを誰かに送るという意味で使われますが、かなり一般的な表現であると言えるでしょう。
そのため、日常生活のあらゆる場面で使われますし、自分も無意識のうちに使用している可能性があります。
送るものに関しては特定されていないので、かなり多くのシーンで使うことができます。
「送致」と「送付」の用法や用例
「被疑者が送致されるときには、その映像がテレビで公開されることがある。
こんな形で世間に自分の存在が知られてしまうのはさすがに嫌だと思えてくるよな。」
「この会社は応募書類を郵送で送付しないといけない。
したがって、不備がないかを事前にきちんと確認しておく必要があるだろう。
ここでミスをしたらさすがにマズイからな。」
送致と送付は何かを送り届けるという意味
送致と送付はともに何かを送り届けるという意味で使用していく言葉になります。
したがって、意味はかなり似ている状況なのです。
でも、送致に関しては被疑者を対象にすることがあり、そこは大きな特徴であると評価できるでしょう。
そして、一般的には送付の方が有名で、こっちを使う機会の方が多いのではないかと思われる状況です。