「縦マルチ」と「横マルチ」の違い・意味と使い方・由来や例文

縦マルチは「ゲームソフトが現世代機と旧世代機の両方を含むこと」。

新しく発売されるソフトが現世代機版のみならず、旧世代機版も存在するようなケースで使われる言葉と言えます。

横マルチは「ゲームソフトが複数のメーカーのハードを含むこと」。

特定のメーカーが出しているゲーム機のみならず、別のメーカーが出しているゲーム機でも同様に最新ソフトが発売されるといったケースで使われます。

「縦マルチ」の意味

縦マルチとは、ゲームソフトが現世代機と旧世代機の両方を含むことです。

同じメーカーから出ているゲーム機の中で、最新のものとその1個前のもの両方でソフトが発売されるような状況で使います。

例えば、ソニーのプレイステーションで言えば、PS5とPS4で発売されるような状況が代表的であり、このタイプの発売のされ方は非常に多いと言えるでしょう。

横マルチとは、ゲームソフトが複数のメーカーのハードを含むことです。

新しく発売されるソフトに関して、同じ世代と言える複数のメーカーのハードから発売されるケースで使われる言葉です。

例えば、ソニーのPS4と任天堂のSwitchなどの場合が該当します。

こういった異なるメーカーから発売されたゲーム機の双方で遊べるソフトを横マルチと表現するのです。

「縦マルチのソフト展開をしてくれると、旧世代機しか家にない人でも最新のゲームをプレイできるからありがたいわ。

でも、いずれは現世代機を買いたいとは思うんだけど。」

「横マルチのソフト展開がされると、自分が持っているゲーム機の種類を気にする必要がなくなる。

そこは大きなメリットだよな。

多くの人たちが遊べる点は大きい。」

縦マルチと横マルチに関しては、ともにゲームにおいてよく使われる言葉になります。

新しく発売されるソフトがどういうハードで展開されるのかに関する言葉と言え、どちらも割と多用される表現になるでしょう。

でも、ゲーム以外の場面では見聞きしないので、ゲーム好きの人たち以外はほとんど知らないという可能性もありそうです。