「検討」は、「ある事柄について良く調べよく考えること」を意味します。

「法案を議会に出すかどうか検討中」「予算案の検討を任せられた」のように使います。

一方、「見当」は、「将来に対する比較的大まかな推測」または、「大体の方向」または、数詞の後に付いて「おおよその数量」を表します。

「子供が次に何をするか見当もつかない」「駅はこの見当だ」「費用は5万円見当と考えている」のように使います。

「検討」の意味

「検討」は、「ある事柄について詳細に調べる」「系統立てて調べる」「熟考する」という意味です。

「検討」の関連語には、「吟味」という言葉があります。

これは、「ある物が、対象として適切かどうか熟考すること」です。

「検討」は、「課題を十分に検討する」「検討を重ねる」「法案を議会に出すかどうか検討中」「予算案の検討を任せられた」のように使います。

「見当」の意味

①「めあて」「大体の方向」という意味です。

「見当をつける」「学校はこの見当にある」のように使います。

?「見込み」「予想」という意味です。

「見当がつく」「見当が外れた」のように使います。

?「大体の数量」を示します。

「その料理は、一日15人前見当で用意します」のように使います。

④砲術の照星のことを言います。

?版画や印刷の、刷る紙の位置を決めるための目印のことです。

「見当」の類語には、「読み」「見通し」「見込み」があります。

これらは、「将来に対して推測すること」を意味します。

「検討」と「見当」の用途

◇検討
良く調べて熟考することです。

「再検討が必要です」「検討してから報告します」「予算を検討する」「検討中の法案」「検討を加える」
「検討を重ねる」

◇見当
「学校はこの見当にある」
「次に相手がどう出るのか見当もつかない」
「電車は2分見当の間隔で来る」
合成語
「見当識」・・・心理学用語。

時間や場所など、自分が置かれている現実を把握することです。

「見当違い」・・・「見込み違い」のことです。

「見当はずれ」・・・「見込み」と異なることです。

まとめ・「検」「討」「見」「当」の漢字

「検」は、「木+僉」で構成されます。

「僉・せん」の部分は、「多くの人が口で言う様子」を表しています。

これは、「証言が相互につじつまの合うまで取り調べること」を意味しました。

このことから「良く調べる」という意味が発生しました。

「討」は、「言+肘」で構成されています。

「肘」の部分は、「ひじ」を表します。

このことから、「討」は「口と手を使って罪人を問いただす」ことを意味します。

「見」は「目+儿」で構成されます。

「儿」の部分は、人の象形です。

「見」は、「大きな目の人」を意味することから「見る物を明らかにする」という意味になります。

「当」は、「篆文・印章に使われる書体」の場合、「田+尚」で表されます。

「尚」の部分は、「願う」という意味です。

このことから、「当」は、「田で実りを願って事に当たる」という意味です。

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