こけるは「足をとられてよろめくこと、痩せること」。
一般的には転ぶに近い意味となっていますが、それとは別に痩せるという意味もあるのが特徴です。
よろけるは「足取りがしっかりせず、まっすぐ歩けない状況であること」。
転んではいないものの、転びそうであるという光景に対して使っていく言葉になります。
こけるとはそういった部分で違いがあります。
「こける」の意味
こけるは「足をとられてよろめくこと、痩せること」。
一般的には転ぶに近い意味となっていますが、それとは別に痩せるという意味もあるのが特徴です。
よろけるは「足取りがしっかりせず、まっすぐ歩けない状況であること」。
転んではいないものの、転びそうであるという光景に対して使っていく言葉になります。
こけるとはそういった部分で違いがあります。
「よろける」の意味
よろけるとは、足取りがしっかりせず、まっすぐ歩けない状況であることです。
よろけるの場合には、転んではいないものの、今にも転びそうな危なっかしい歩き方という意味で捉えることができます。
したがって、この点においてこけるとは違うと言えます。
また、よろけるには痩せるという意味がないので、そこに関しても両者における大きな違いであると評価できるのです。
「こける」と「よろける」の用法や用例
「足腰がしっかりしていないと、どうしてもこけるリスクが高まる。
特に高齢者の場合には、足腰に不安がどうしても出てくるから、この点は頭に入れておかないといけないんだ。」
「酒を飲んで酔った状態だと、どうしてもよろける感じになってしまうな。
したがって、歩くときには注意しないといけない。
転びそうになる瞬間があるはずだから。」
こけるとよろけるは状況に違いがある
こけるとよろけるは似たような面もありますが、状況としては明らかな違いがあるでしょう。
こけるに関しては基本的には転ぶという意味であり、あとはたまに痩せるという意味でも使っていきます。
しかし、よろけるは転びそうになる、まっすぐ歩けないという意味なので、明らかに両者には意味に関しての違いがあると評価できるでしょう。