顔面蒼白は「顔色から血の気が失せて、非常に青ざめている状況のこと」。
顔色が明らかに悪いと言えるシーンで使っていく言葉になります。
恐怖や不安が原因であることが多いです。
茫然自失は「呆気にとられること、我を忘れる状況になってしまうこと」。
何らかの出来事が原因で、気を失うような、意識が飛んでしまうような状況になる場面で使用していく言葉になります。
「顔面蒼白」の意味
顔面蒼白とは、顔色から血の気が失せて、非常に青ざめている状況のことです。
顔色が非常に悪いと言えるような状況である、本人にとって相当衝撃的な、ショックな出来事を経験したケースで使っていくことが多いでしょう。
そういう意味では、こういう表情になることは滅多にないと言えると思われます。
しかし、こういう表情は無意識になっているもので、誰もが何度かは経験しているかもしれません。
「茫然自失」の意味
茫然自失とは、呆気にとられること、我を忘れる状況になってしまうことです。
意識が遠のくような、そういう状況になっているシーンで使います。
本人にとって驚きと言えるような状況を経験したときに使う言葉であり、頻繁に使用するものではないでしょう。
でも、人生の中では少なからずこういう状況を経験する可能性があるでしょうし、そういう意味では知っておいた方がいい言葉です。
「顔面蒼白」と「茫然自失」の用法や用例
「自分のミスがいきなり発覚すると、顔面蒼白になるよな。
自分自身が1番驚いてしまうような状況で、嘘だろと思えてくるんだよ。
ああいうときは本当に焦るわ。」
「序盤から大量リードで、絶対に今日は勝ったわと思った試合に負けると、茫然自失となるよな。
まさかこんな状況から負けるなんて全く予想していなかったからね。」
顔面蒼白と茫然自失は同じようなシーンで使える言葉
顔面蒼白と茫然自失に関しては、意味は同じではありません。
少なからず違いが見られると言えます。
しかし、これらの言葉は同じようなシーンで使っていくことが可能なので、そこに関して知っておくといいでしょう。
どちらも自分にとってまさかと思うような、驚きを感じるシーンにおいて使用することが多いですから、覚えておくといいです。