げてものは「あまり手が加えられていないもののこと、風変わりなもののこと」。
一般的には後者の意味で使われることが多く、気味が悪いと思われるような食べ物などに対して使われることが多いです。
いかものは「本物に似た偽物のこと、普通ではないものの」。
後者に関してはげてものに近いですが、あまり知名度が高くない言葉になります。
「げてもの」の意味
げてものとは、あまり手が加えられていないもののこと、風変わりなもののことです。
たいていは後者の意味で使用されることが多く、前者の意味はマイナーでしょう。
周囲から見たときに風変わりである、特に気味が悪いと思われるようなものに対して使用され、特に料理などにおける使用は顕著と言えるはずです。
この表現を実際に使う機会は多くないと思われますが。
「いかもの」の意味
いかものとは、本物に似た偽物のこと、普通ではないもののです。
偽物を意味する言葉としても使うことができるものの、げてもの同様に普通とは違うものという言い方ができるでしょう。
でも、いかものという言葉はあまり知られていないため、実際に使っている人を見る可能性は低いでしょう。
自身で使う機会もあまりないと言えます。
「げてもの」と「いかもの」の用法や用例
「げてものを食べるような人もいるが、中にはとても人間の食べ物には思えないものを食べているシーンも見られる。
でも、そういうのが好きな人もいるんだよね。」
「これはちょっと普通の食べ物じゃないだろう。
何なのか俺もよく分からないけど、間違いなくいかものと言えるものだし、ちょっと危険なんじゃないかと思えてくる。」
げてものといかものは普通じゃないものに対して使う言葉
げてものといかものはともに普通とは思えないものに対して使っていきます。
ともに常軌を逸していると感じられる存在に使用することになります。
でも、いかものは偽物といった意味でも使うことができるので、そこは知っておくといいです。
また、使用頻度ではげてものの方が高いと思われますから、そこも理解しておくといいでしょう。