開けっ放しは「戸などを開けたままにしておくこと、何らかの部分を隠さないで公開すること」。
一般的には前者の意味で使いますが、後者の意味で使うこともあります。
明け透けは「露骨であること、包み隠している部分が全くない状況であること」。
隠さないでおくという意味では、開けっ放しの意味に近い部分があります。
同じようなシーンで使用できるのです。
「開けっ放し」の意味
開けっ放しとは、戸などを開けたままにしておくこと、何らかの部分を隠さないで公開することです。
前者の意味で使うこともありますが、後者の意味で使うこともあるので、ここは覚えておく必要があります。
ただ、包み隠さないという意味で使用する機会は、開けっ放しにおいてはあまり多くないですが。
でも、念のために知っておいた方がいいです。
「明け透け」の意味
明け透けとは、露骨であること、包み隠している部分が全くない状況であることです。
隠している部分がほとんど、何もかもをさらけ出しているという意味になるので、開けっ放しと同様の意味を持っていると評価できます。
しかし、明け透けには戸などを開けたままにするという意味はないので、そこは両者の違いになると言えるでしょう。
「開けっ放し」と「明け透け」の用法や用例
「ドアを開けっ放しにしていると、不用心だから常に閉めておいた方がいい。
そういう癖は常につけておくべきだから、頭に入れておかないといけないと思う。」
「お前の表現はちょっと明け透けすぎるだろう。
もう少しオブラートに包むとか、何かそういう配慮はないのか。
あまりにも露骨すぎて、一瞬何を言っているのか分からなかった。」
開けっ放しと明け透けは同じ意味を持っている
開けっ放しと明け透けについては、ともに隠すことがない、露骨であるといった意味があります。
したがって、両方については同じようなシーンで使っていくことができる言葉になるのです。
でも、開けっ放しについてはドアなどを開けたままにしておくという意味もあるので、そこも併せて理解しておいた方がいいと言えるでしょう。