完敗は「徹底的に負けること」。
スポーツなどでよく使われる表現ですが、負け方が非常に酷い、何度やっても絶対に勝てないだろうと思えるようなケースで使う言葉です。
零敗は「競技において、1点も取れずに負けること」。
そのままの意味なので、こちらは非常に理解しやすいのではないかと思われます。
でも、零敗という言葉はそんなに使われるものではありません。
「完敗」の意味
完敗とは、徹底的に負けることです。
基本的にはスポーツにおいて使用されやすい表現であり、スポーツ好きの人であれば、過去に何度も聞いているのではないかと思われます。
それくらいにメジャーな表現であると言えます。
でも、完敗という言葉についてはスポーツ以外の場面ではあまり見聞きしないと言えるのではないかと思われます。
「零敗」の意味
零敗とは、競技において、1点も取れずに負けることです。
1点も取れないで負けるというのは、非常に屈辱的な状況であり、そういう場面で使っていく言葉です。
ただ負けるだけではなく、全く得点を奪えずに負けるので、かなり悔しい思いがあるでしょう。
そういう特定の負け方に対して使っていくのが零敗という言葉になるのです。
「完敗」と「零敗」の用法や用例
「今回は本当に完敗だよ。
相手チームの試合はこぶが見事すぎて、手も足も出なかった。
やはり事前に対戦相手を研究するということは非常に重要なんだなと悟った。」
「まさか零敗を喫するとは思わなかった。
厳しい戦いになることは予想していたものの、1点も取れないで負けるというのは非常に屈辱的だ。
次はやり返さないといけえない。」
完敗と零敗は意味が近い
完敗は徹底的に負けることで、零敗は1点も取れないで負けることです。
両者は意味は異なっているものの、状況としてはそんなに変わりません。
零敗の状況というのは、ある意味徹底的に負けているとも言えるので、完敗とも言えるはずです。
だから、両者の違いはそんなにないと言えます。
でも、完敗の方が使われやすい表現と評価できます。
