紙上談兵は「実行が不可能である、実際には役に立たないと言えるような議論のこと」。
議論自体が無意味であると評価できるようなシーンで使っていく言葉になるのです。
紙上空論は「実行不可能であったり、実際の役には立たなかったりする論のこと」。
机上の空論に似た言葉であり、意味も似ています。
ただ、紙上談兵とも似ているので、そこに関しても理解しておくといいです。
「紙上談兵」の意味
紙上談兵とは、実行が不可能である、実際には役に立たないと言えるような議論のことです。
現実的に行うことができない、役に立つとは到底思えないような意味のない議論に対して使っていきます。
まさに議論するだけ時間の無駄だったと言えるようなシーンがあれば、ぴったりと言える言葉です。
でも、言葉自体の知名度があまり高くないので、実際に使用する機会は多くないと思われます。
「紙上空論」の意味
紙上空論とは、実行不可能であったり、実際の役には立たなかったりする論のことです。
したがって、紙上談兵と意味はほとんど変わりません。
表現も似ていますけど、意味も同じと言えるのです。
また、これに関しては机上の空論にも似ているので、そちらとの違いも意識しておくといいでしょう。
意味はかなり似ていますが。
紙上空論についても知名度はあまり高くありませんから、日常生活ではあまり使わないかもしれません。
「紙上談兵」と「紙上空論」の違い
「紙上談兵では意味がない。
現実的に実行できるような案をちゃんと出してもらいたい。
そうじゃない話に関しては、今後聞く耳を持たないから注意してくれ。」
「割と時間をかけたが、今回の会議では結局のところ紙上空論しか出なかったな。
これじゃあまり意味がないんだよな。
もっと現実的な意見が出てくれないと話が進まない。」
紙上談兵と紙上空論は意味はほぼ変わらない
紙上談兵と紙上空論に関してはどちらも現実的じゃない、実行不可能な意見や議論という意味があります。
表記自体も混同しやすいですが、意味もかなり似ているため、そこは注意をしないといけません。
でも、意味においては区別できる点はほぼないので、同じものとして扱った方がいいです。
だから、特定の場面ではどちらを使ってもいいと言えます。