手間取るは「何かをする際に労力や時間が予想以上にかかってしまう状況のこと」。
本人や周りの人たちにとって、なんでそんなにたくさんの労力や時間をかけているのかと思えるようなケースで使っていきます。
もたつくは「物事がなかなか進まない、思ったほどにスムーズにいかない状況のこと」。
結果的に労力や時間が多くかかってしまうため、手間取ると同じような結果になると評価できるでしょう。
「手間取る」の意味
手間取るとは、何かをする際に労力や時間が予想以上にかかってしまう状況のことです。
本来はもっと迅速に片づけられた、終わらせることができたと言えるはずなのに、その予想を超えて時間や手間がかかってしまったと言えるシーンで使っていきます。
事前の想定の通りにいかないことはよくありますから、手間取るという状況は誰もが経験していると評価できると思われます。
「もたつく」の意味
もたつくとは、物事がなかなか進まない、思ったほどにスムーズにいかない状況のことです。
当初はもっと迅速に行えたはずなのに、なぜか想像以上に時間がかかる、手間をとられるといったケースで使っていきます。
意味としては手間取るとほぼ同じであり、違いを区別することは非常に厳しいと評価できます。
同じような場面で使っていくことができる言葉になると言えるでしょう。
「手間取る」と「もたつく」の用法や用例
「こんな部分で手間取るとはな。
本来であれば、もっと先に進んでから時間や手間がかかると思っていたから、こういう序盤でこうなるとは全くの予想外だったよ。」
「前の人がもたつく状態だと、なんとなくイライラしてくる。
それだけ俺も時間がかかってしまうわけだから。
でも、こういうことはよくあるから、いちいち気にしていられない。」
手間取るともたつくはほぼ同じ意味の言葉
手間取るともたつくに関しては、意味の違いはそれほどありません。
どちらも予想以上に時間や手間がかかるという意味で使っていきます。
これらの言葉には特に意味の違いはないので、区別をすることは難しいと言えるでしょう。
したがって、こういうケースに遭遇したときには、どちらを使用しても問題ないと言えると思われます。